内容説明
フリージャーナリスト九鬼の死体が見つかった。練炭自殺と思われたが、警察は他殺と断定。大学の後輩・八雲健人は、敵を討つべく真相を探り始める。やがてカード偽造や振り込め詐欺の組織を追っていた九鬼が、悪徳美容整形外科やバスジャック事件の犯人にも接触した事実を掴んで…。幾つもの凶悪事件が繋ぐ奇妙な接点とは?悪意と欲望が絡みあうノワール小説の傑作。
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
1944年、東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経てハードな青春小説などを執筆して人気を博す。85年『街に棲む野獣』以降、ハード・サスペンスに取り組み犯罪小説の第一人者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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