内容説明
“アイドルを嫁にしたい”役場の杉井は、村の権力者巴山を丸め込み、自ら育てたアイドルをデビューさせるため、のど自慢大会を開催した。だが大会中、巴山が死体で発見された！事故か殺人か。捜査が進む中、別件で巴山を訪ねてきた東京の刑事は“殺し屋”の犯行を疑う。なぜ殺し屋が村に！？そこには村が隠し続けた禁忌が…雪深き山村で起こる前代未聞の大事件！
著者等紹介
高木敦史［タカギアツシ］
１９７９年、福島県生まれ。第１３回学園小説大賞にて「なしのすべて」で優秀賞を受賞。『“奈々子さん”の戯曲Ｎの悲劇と縛られた僕』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
47
タイトルや表紙からコミカルなイメージを持って読んでみたけどソコまでライトでは無いし、ガチなミステリーでも無い。でも読みやすい文体で終盤の展開はけっこう面白かった2020/06/01
leo18
9
表紙やあらすじのイメージと違って重めでシリアスなミステリだった。いろいろあったけど一番かわいそうなのは杉井さんだよな。この後報われて欲しい。全体的に出来は悪くないと思うけど、密度や長さの割には薄いかなあ。2017/11/16
アオノ
4
この本はどうですか？あなたにオススメですよ。いかがですか？ やたらとAmazonが推してくるので、素性も知らない作者の本だけど買ってみました。ご当地アイドルのデビューイベント当日に殺人事件が発生します。つまりこれはアイドルが探偵役として犯人を探すタイプのミステリだな、よし面白そうだ、ナイスだよAmazon君。そう思いながら読み進めてみたら、全然違った。謎解きとかは特に無く、エンタメ的な作品なのね…アイドル二人の出番も少ないし…まあ、つまらなくはないけど、好みではありませんでした。Amazonめー。2017/10/21
まに
3
沿線の本屋さんにて宣伝されていたので読んでみました。他の方の感想にも書いてあったのですが、ミステリー読んで謎解きというよりは、ある事件に関して、各登場人物たちが語る物語という雰囲気を感じました。キャラが中々に濃い方々が揃っているので、感情移入はしにくいけど、その個性が味になっているのかなあと思いました。そして美少女は正義笑2019/12/26
ほにょこ
3
★★★☆☆ コミカルミステリーかと思いきや、あまりコミカルでもミステリーでもなかったような気がします。 登場人物に感情移入できなくてあまり楽しめませんでした。 2017/12/06
