内容説明
徳川吉宗がかつて藩主を務めた紀州藩―その下屋敷で、凄惨な殺戮が行なわれた。ただ一人生き残った娘鶴女は心を閉ざし、何も喋ろうとしない。一計を案じた金杉惣三郎は、鶴女の身柄を預かり、飛鳥山の菊屋敷で家族をあげて見守ることに。平穏な時が過ぎるのも束の間、熊野の修験者たちが次々と襲いくる。果たして鶴女は何を見たのか?驚愕の真実が明かされる!
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。99年、初めて執筆した時代小説『密命』シリーズで一躍、国民的作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinupon
25
表紙の力丸が可愛く描けています。おめでたい話もあり、ハラハラさせる場面もあり楽しく読めました。2022/05/04
tak
4
強いなぁ。情報戦になってる気もするけど。2016/03/13
oguogumc
2
これからもいろんな敵が出てくるのね。必殺技は同じでも大丈夫かな。2018/11/07
あき
1
力丸アニマルセラピーの巻。しかし尾張兄弟、残虐に過ぎる。このふたり天下を治める器に非ず。今回は惣三郎の強さが際立ってて良き。2021/10/03
yasu7777
1
★★★☆☆2019/12/22
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- 和書
- トラといっしょに