感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
36
トムが美術館で引き込まれたのは、アンリ゛ルソーの一枚の絵画でした。 そこに描かれたトラや、森に潜む動物たちをじっと見ていると、空想の世界に入っていくようです。 とても臨場感のある絵の世界での冒険に、自分も参加しているような気になりました。 こんな絵画鑑賞も良いですね。 自分の好きな絵、自分の好きな音楽、その中で様々に空想できたら、その作品は自分の物になるのでしょう。 この絵本に刺激されたら、自分のものを探しにいきましょう。2022/01/15
わむう
33
アンリ・ルソーの「不意打ち」という作品から生まれた絵本。色彩が美しいです。トムの夢の中に現れたトラは、きっとたくさんのことを経験した未来の自分なのでしょう。2020/09/23
くぅ
32
これを読んでる間にスヤスヤと眠りにつきました。でも絵もすごく綺麗だし、男の子の成長の物語。今成長への階段をまた一段登ろうとしている息子と読めてよかった。(3歳11ヶ月)2021/04/08
たーちゃん
30
寅年なのでトラの絵本を。とても絵が綺麗でした。息子は「絵から出てきたよー!」と言っていました。2022/01/15
anne@灯れ松明の火
30
出版社のFBが流れてきて気になっていたところ、新着棚で。アンリ・ルソーの「不意打ち」という絵を美術館で観たトムは、その絵のトラに惹きつけられる。家に帰り、トラの絵を描くほどに。その夜、トムの前に、トラがやってきて……。トラとの冒険を通して、怖がりだったトムが強くなっていく。川に飛び込む場面のアングルと表情が一番好き! 絵は、ジェシー・ホジスンさん。さんざん一緒にいたくせに「トラがとっても怖い」と言い出すのには、笑ってしまった。放課後デイ・ライブにも、内容的にはいいのだが、ちょっと長いかなあ2020/09/03
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- 和書
- これはすいへいせん