内容説明
生き倒れた女の幼子を引き取った直後、浮世絵師宗次は手練の侍集団に襲われる。京から長旅を続けてきたという幼子の正体に関係が?やがて大坂夏の陣より続く暗殺集団の関わりが明らかになるとき、事件は宗次出生の秘密にまで発展していく!(「命賭け候」)。大店美人お内儀殺しを追う「妖し房」、血まみれの浮世絵を残す凶賊に挑む「舞之剣」。衝撃の時代傑作!祥伝社文庫創刊三十周年記念特別書下ろし作品「くノ一母情」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
99
浮世絵宗次日月抄「命賭け候 特別改訂版」特別改訂版は読んでなかったので、「妖し房」「舞之剣」「命賭け候」はタイトルは同じだと思いますが細かなところは?「くノ一母情」が特別書下ろし作品。「妖し房」で平蔵親分と親しくなり「舞之剣」で筆頭同心飯田治五郎と信仰を深め「命賭け候」で天才宗次出自が明かされ「くノ一母情」は梅の母が子を思う情を最後は暖かく優しく終わりました、良かったです。2018/04/23
Masayoshi Arakawa
1
20151225510 本書は「徳間文庫版2009年3月刊えお著者による加筆修正等が施され、特別書き下ろし作品「くノ一母情」を収録し、「特別改訂版」として刊行。」したとある。ようは2009年に書いたものだ。今年の3作品とはやっぱり違った。今年の門田さんに言いたい!前の門田さんに戻ってくださいと。後、特別書き下ろし作品はそれほど違和感はない。不思議だ。2015/12/25
立て邦彦
0
なんか前に読んだことあるなあとは思ったが、何度読んでも楽しめた。2017/09/05
depo
0
図書館本。シリーズ第1巻。これからが楽しみだ。2023/08/17
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