内容説明
東京湾で、トカレフの銃弾が撃ち込まれた女の遺体が見つかった。巡査の伊吹龍次は、横行するロシアの密輸組織との関連を疑う。直後、先輩警官の遠藤が姿を消し、密輸船から持ち出された麻薬密売に関わっていたことが明らかになる。尊敬する先輩が、一体なぜ―。血気盛んな伊吹は、遠藤の無実を確信し単独捜査に乗り出すが、炙り出されたのは法でも裁けぬ巨悪だった!
著者等紹介
龍一京[リュウイッキョウ]
1941年、大分県生まれ。元兵庫県警察・司法警察官として主に公安を担当。退職後会社経営・コンサルタント業を通して社会の裏側を見聞する。作家転向後は、それらの体験を踏まえた作品を精力的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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