出版社内容情報
あの男さえいなければ――
義の男に迫る城中の敵!
目付筆頭の兄・信正を救うため、市兵衛、江戸を奔る!
あの男さえいなければ――
義の男に迫る城中の敵!
目付筆頭の兄・信正を救うため、市兵衛、江戸を奔る!
「ああいう男はとり除かねば」文政半ばの年末、江戸城
内外で奥祐筆組頭・越後織部は謀議を重ねていた。翌
春、長兄で目付・片岡信正の婚儀の喜びも冷めぬ中、
今は市井に生きる末弟・唐木市兵衛は、信正配下の小
人目付・返弥陀ノ介捕縛、責問の報に驚愕。信正も謹
慎中と知り、真相の究明に乗り出すが…。冤罪に落ちた
兄と友を救うため、〈風の剣〉が城に巣くう闇を斬る!
【著者紹介】
一九四八年、高知県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆業に入る。迫真の剣戟と江戸情緒溢れる人の絆を描く作風には定評がある。中でも二〇一〇年に刊行された『風の市兵衛』(祥伝社文庫)が脚光を浴びてシリーズ化され、初の上下巻『風立ちぬ』で大ブレイク、不動の人気に。算勘と〈風の剣〉を武器に、か弱き者たちのために一途に努める姿は感動的で、圧倒的な支持を得ている。
内容説明
「ああいう男はとり除かねば」文政半ばの年末、江戸城内外で奥祐筆組頭・越後織部は謀議を重ねていた。翌春、長兄で目付・片岡信正の婚儀の喜びも冷めぬ中、今は市井に生きる末弟・唐木市兵衛は、信正配下の小人目付・返弥陀ノ介捕縛、責問の報に驚愕。信正も謹慎中と知り、真相の究明に乗り出すが…。冤罪に落ちた兄と友を救うため、“風の剣”が城に巣くう闇を斬る!
著者等紹介
辻堂魁[ツジドウカイ]
1948年、高知県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆業に入る。迫真の剣戟と江戸情緒溢れる人の絆を描く作風には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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