祥伝社文庫
鉄の巨鯨―幕末繁盛記・てっぺん〈3〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396338985
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

桜田門外の変後、世間の空気が一変した。故郷を追われ、身一つで大坂の材木問屋を継いだ鉄次郎は、この機を見て鉄船造りを模索する。長崎で製鉄所を見て廻り、薩摩の志士・五代才助と意気投合。だが、その矢先に、思わぬ火事、幕府の介入、さらに厄介な人物の出現で、船の建造は揺らぎ始めた…。“てっぺん”目指し、幾多の試練に挑む鉄次郎。夢の船出は叶うのか!?幕末の大坂で商人の頂点を目指す男の一大痛快商売記、第三弾。

著者等紹介

井川香四郎[イカワコウシロウ]
1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒。時代小説『露の五郎兵衛』で小説CLUB新人賞を受賞する。シナリオライターとして活躍する一方で、精力的に時代小説を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

116
幕末繁盛記・てっぺん「鉄の巨鯨」3巻。後の造船王川崎正蔵、初代大阪商工会議所会頭五代才助、グラバー、清水次郎長等々多彩な人物と交流するが、「てっぺん」に上りつめたのか鉄の船を造り鹿児島湾に乗入れイギリス軍艦を追っ払って終わってしまたよ、これで完結なら少し残念。2015/03/28

松風

6
最後は急いでまとめに入った感も。「株式」の成長過程とか、幕末の大阪とか、もっと書き込まれたものを読みたい。登場人物達の明治期の活躍に興味がある。2014/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7788750
  • ご注意事項

最近チェックした商品