内容説明
参院選を前に、出馬中止を求める脅迫状が元参議院議員山西に届く。そこで元SPで探偵・大原玲人が警護を依頼される。だが二人には、山西の警護中に死亡事故が発生、玲人が警官を辞した因縁があった。なぜ自分が選ばれたのか自問しながら調査を進める玲人。すると代議士、総会屋、警官らの欲にまみれた暗闘が浮かぶ。男同士の熱き戦いを描く、迫真のエンターテインメント。
著者等紹介
浜田文人[ハマダフミヒト]
1949年生まれ。高知県出身。関西大学法学部卒。フリーの記者を経て、2000年、『公安捜査』(ハルキ文庫)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mic
2
この方の描かれる、一本筋の通った、渋いのにどこか可愛げある男性たちや、上司や部下、同僚間の静かで熱い信頼関係が大好きです。玲人氏は、他シリーズの主人公たちほどにはアクが強くない気がしますが、それでも何故か他人を引きつけてしまう部分は通ずるものがありますね。ただ、今作は脇役たちの個性がやや弱かったように感じます。派手な作品ではないですが、もう少し濃い悪役などが出て来ても良かったかも。2013/10/16
nonnon
1
★★★☆☆2017/02/24
はなとろ
0
思った以上に事が上手く進み過ぎ。。2014/01/11
電算担当者
0
政治や警察関係の背景に明るくないので、話の流れが理解し難い。加えて登場人物が多く名前が平凡なので読み進めて行くうちに誰が誰だかわからなくなってくる。2019/03/17