祥伝社文庫
げんなり先生発明始末

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396337995
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

稀代の天才平賀源内の死から二十年。江戸の下級武士平賀左衛内の家に長男が生まれた。名を源成。源内とは一文字違いだが、全くの無関係。だがその子は、大人も驚く神童だった。人々が思いもよらぬ発明を次々に考案。しかし、そんな源成に目を付けたもう一人の神童万太郎が悪事を企み…!?たまに失敗もするけど、明るく優しい江戸の新たな発明王、ここに誕生。

著者等紹介

沖田正午[オキダショウゴ]
1949年、埼玉県生まれ。県立与野高校卒。2006年『賽の目返し 丁半小僧武吉伝』で時代小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nagatori(ちゅり)。

11
もう少し、パンチがきいていても良かったかも。と、思ってしまうのは私が世間の刺激物に馴れきったお年頃だからでしょうか(^◇^;)オホホ…2017/11/30

みみはは

10
平賀源内を尊敬する貧乏な武士平賀左衛内(さえない)が、産まれた我が子に付けた名前が源成(げんなり)。平賀源内とは無関係なのだが、源成は心優しい神童で、思いもよらない数々の発明をする。その発明品を金儲けの為にいいように利用される波乱がある。 さえないとげんなり、何とも救いようのない名前だが、とにかく軽く読めて、明るく単純に笑える話だった。続編もあるようなので、楽しみだ。 2015/10/07

nemuro

9
初遭遇の作家。「江戸の発明王が奔走する痛快事件帖!」とのことでしたので、もう少しアクションや謎解きの要素も期待していたのですが・・・。まあ、一日でサクッと読めましたし、作品に流れるホンワカした雰囲気も悪くありませんでしたので、とりあえず、もう1冊、何かを読んでみてから判断しようかと。2012/12/01

テンプル

5
欲は人を滅ぼす。発明は人のため、でもそれを利用して一儲け企んでいる人たちとの知恵比べ。いつの時代にも共通しそうな人の性が楽しく書いておりました。げんなり先生が優しいから物語が楽しくなっているのでしょう。続きも読んでみたいと思います。2014/04/23

きくち

5
短編集と思ったら1冊丸々でひとつの話だった。分けるとしたら、幼少期と青年期か?続編が出るなら、定八くんにはもっと小林少年的な活躍を期待したいが…げんなり先生がお美乃ちゃんと結婚しないと無理かな(笑)2013/01/05

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