内容説明
「竜の涙」を飲んだことがありますか?都会の片隅で今夜もそっとカウンターに置かれる一皿、一杯。迷子になったり傷ついたり、意固地になったり独りぼっちになった彼女たちの心に、そっと染みるふうわりとしたお出汁の香。ヒット作『ふたたびの虹』で人々を癒した女将の包丁の音が、ことこと今宵もまな板で鳴って、ばんざい屋の夜が始まる…人気シリーズ第二弾。
著者等紹介
柴田よしき[シバタヨシキ]
東京都生まれ。95年に『RIKO―女神の永遠』で第一五回横溝正史賞を受賞しデビュー。以降、ミステリーを中心に、ホラー、伝奇小説など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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