内容説明
「“赤い玉”が出たら、男は力を失うしかないのか」三十九歳で性的不能になった伊原は、恋人那奈とともに回復を求めて彷徨う。男の悦楽のための土地、伊勢の女子島から、天岩戸伝説の残る高千穂、信州戸隠へと続く、農密で淫らな旅。そして“龍を宿した”女たちに出会い、伊原は回復の兆しを見せたのだったが…。欲望とエロスの根源を問う、愛のアドベンチャー新展開。
著者等紹介
神崎京介[カンザキキョウスケ]
1959年静岡県で生まれ、96年、長編『無垢の狂気を喚び起こせ』でデビュー。『女薫の旅 空に立つ』で二〇巻を数える。“女薫の旅”シリーズは大ベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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