内容説明
大唐の太宗皇帝の命を受け、下級文官・王玄策ら三十余名が天竺へ向かった。目的地のマカダ国は難路悪路の遙か彼方。しかも行く手には天空の頂・雪山がそそり立つ。苦難の旅の末辿り着いたマカダ国では、名君が逝去し簒奪者による悪政が行なわれていた。囚われの身となった王玄策は脱獄を決意し…。中国史上もっとも数奇な体験をした使節団を描く痛快冒険ロマン。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1978年に第三回幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年に『銀河英雄伝説』で星雲賞を受賞、以後、SFファンタジー、中国歴史譚、西洋冒険ロマンなどで人気作を続々と発表する。1952年、熊本生まれ。学習院大学文学部博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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