祥伝社文庫<br> がんこ煙管―取次屋栄三〈2〉

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祥伝社文庫
がんこ煙管―取次屋栄三〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396336462
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

廃業した名煙管師鉄五郎に、もう一度煙管を作らせたい。が、これがとんでもない難問だった。武家と町人の間を取り持つ取次屋、秋月栄三郎は極めつきの頑固者の家に日参。やがて愛娘と婿との確執が廃業の原因と突き止め二人に会いに行くが、こちらも親父顔負けの頑固者だった。(「がんこ煙管」より)笑いと涙、さらに爽やかな読後感を与える、時代人情小説の決定版。

著者等紹介

岡本さとる[オカモトサトル]
1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作と並行して舞台作品の脚本を執筆する。『水戸黄門』などテレビの人気シリーズの脚本も数多く手がけた。『取次屋栄三』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

105
取次屋栄三シリーズの2作目。2011.02発行。字の大きさは…小。 こうくり、血闘、がんこ煙管、軽業の4話。 手習いの師匠と剣術道場の師範を兼ねる、気楽流の印可を受けた剣客・秋月栄三郎は、内弟子・雨森又平、剣友・松田新兵衛、手習い道場の地主で大店の呉服商・田辺屋宗右衛門の4人と協力して取次屋に来る依頼を人情味たっぷりに対応していく…。 近頃道場に絵草子から抜け出たような美しい門弟・宗右衛門の娘・お咲が来るようになってから、道場に活気が出て来る。(⌒-⌒)ニコニコ...2020/03/26

やま

87
こうくり、血闘、がんこ煙管、軽業の4話。 【こうくり】 善兵衛長屋に住む、大工・安五郎は騙りに会うが、その相手が15年前に別れた一人息子・安吉であった。安五郎は、取次屋の秋月栄三郎に依頼して安吉を更生させて…。 【血闘】 栄三郎と剣友・松田新兵衛は、8年前に師・岸裏伝兵衛の用で水戸へ行った帰りに、潮来に立ち寄ったおりに盗賊・八州鼬(いたち)の小太郎一味を斬ったが、生き残った小太郎に命を狙われるが栄三郎たちと…。2020/03/27

藤枝梅安

75
シリーズ2作目。若気の至りで女房と別れた男が、自分のことを覚えていない息子と再会する「こうくり」。松田新兵衛がかつて傷を負わせた盗賊の頭との決着をつける「血闘」。煙管職人が亡き親友と誓った、親友の息子を羅宇職人として育てる心意気と、それを知ってか知らずか、煙管職人の娘と所帯を持った息子との泣き笑いを描く「がんこ煙管」。「がんこ煙管」で貸しを作った南町奉行が栄三や又平を救う「軽業」。登場人物たちの過去を物語に織り込んで少しずつ明かす作者の筆が冴える。栄三の「仲間」がどんどん増えていく。第3作も楽しみ。2015/04/02

ベルるるる

34
人情話でホロリとくるのに、明るい笑いも随所に散りばめられていて読後感がとってもいい。南町奉行の根岸肥前守登場。これからも出てきそうな予感。2018/10/03

伊之助

32
勧善懲悪の人情時代劇。主人公は、市井の子供には手習いを、大人には剣術を教える傍ら、武士と町民との間におこるイザコザを取り持つ取次屋を自称する剣客。人の営みに心底興味津々といった風の侍である。作風の趣に、或いは人の情の機微に深みや厚みがあるわけではないが、最初のエピソードよりは次のエピソード、1巻よりは2巻 と面白味が増していく。人物設定がくっきりしてることや爽やかな終わり方がそう思わせるのだろう。2巻までは時代小説好きの知人からいただいたもの。シリーズは続いているのではまりそうではあるがまずはここまで。2017/04/30

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