出版社内容情報
人生、なるようになるさ
お江戸日本橋を舞台に、たくましく生きる母娘を描く人情時代!
錺(かざり)職人の夫が急逝(きゅうせい)し、家を追い出された後添(のちぞ)えの八重(やえ)。実の親子のように仲のいいおみちと日本橋に引っ越したが、向かいには岡っ引きも手を焼く猛女お熊(くま)が住んでいたからたまらない。しかも、この鼻摘(はなつ)まみ物の息子におみちがほの字の様子。やがて、自分たちを追い出した義理の息子が金の無心に現われる。渡る世間は揉め事ばかり? 健気(けなげ)に暮らす母娘の明日はいかに。
内容説明
錺職人の夫が急逝し、家を追い出された後添えの八重。実の親子のように仲のいいおみちと日本橋に引っ越したが、向かいには岡っ引きも手を焼く猛女お熊が住んでいたからたまらない。しかも、この鼻摘み者の息子におみちがほの字の様子。やがて、自分たちを追い出した義理の息子が金の無心に現われる。渡る世間は揉め事ばかり?健気に暮らす母娘の明日はいかに。
著者等紹介
宇江佐真理[ウエザマリ]
北海道函館生まれ。1995年、「幻の声」で第75回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第二十一回吉川英治文学新人賞、翌01年には『余寒の雪』で第7回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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