内容説明
日本を飛び出し、バンコクで成功していた寺崎修司は、突如会社が倒産、命を狙われる身に。一方、放浪生活を送っていた横尾悟は、一発逆転のために四千万のヤクの密輸を決意。そんな二人が出会い、狂乱のルーレットが回り出した!ミャンマーゲリラ、悪徳タイ警官、華僑の重鎮、謎の美女の野望と陰謀、そして裏切り。混沌のアジアを舞台に、命がけのゲームが始まる。
著者等紹介
岡崎大五[オカザキダイゴ]
1962年、愛知県生まれ。文化学院中退後、アジア各地を旅行し三十歳で帰国。その後、フリー添乗員として年間約二百日を海外で過ごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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フウミズ
1
soso 902022/12/26
まつじん
1
これまで旅行系のエッセイや本人が主人公となり実話だか作り話なんだかどちらとも取れるような交じり合った”添乗員“シリーズを書いてきた岡崎大五の長編サスペンスです、”初の”とつく小説かもしれません。 で、この作品はこれまでの作風が抜け切っていないのかこちらの先入観なのか、題材の割に妙に“軽い“のです。混沌のアジアを舞台にしているのですが登場人物の人間関係が入り組んでいて、というか狭すぎて読みにくいのです。お互い見知らぬ他人同士のはずが実は知り合いだったとか… う~ん。2008/09/01
いち
0
再読 ルーレットの玉はどこに転がり落ちるか分からない。タイを舞台に警察、華僑、ゲリラ、イスラム過激派が金と利権を巡り陰謀と裏切りのゲーム。2020/11/17