内容説明
マレーシアで静養していた傭兵・藤堂浩志を襲った謎の集団。大戦中、ドイツ軍を恐怖に陥れた伝説の組織「悪魔の旅団」が現代に甦ったのか?だが何の目的で?帰国した浩志は、陸上自衛隊からの要請で特別部隊“特戦群”の実戦演習を引き受けるが、矢先、元防衛庁の代議士が殺害され、背後に「悪魔の旅団」の影が…。アクション小説界の新星、待望の第二弾。
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、広告デザイン制作プロダクションを経営。現在作家との二足の草鞋を履く。『傭兵代理店』(祥伝社文庫)で鮮烈デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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absinthe
186
面白かった。主人公はちょっと傭兵でなく良き時代の任侠みたい。あんな相手に義理を通す。absintheならナイフの決闘を申し込まれて「受けて立とう」と約束しながら相手の頭を銃で撃っても何とも思わない。あえて漢を通す主人公に幸あれ。刑事ものと傭兵ものと目まぐるしいがこんがらがる事は無い。人物の役割わけが分かりやすいからだろう。もっと評価されていい作品。2019/04/30
future4227
28
シリーズ第2弾。傭兵部隊強し。そして陸上自衛隊弱すぎ。世界遺産登録前の軍艦島で銃撃戦とか有り得なーい。何度も襲撃されている凄腕の傭兵藤堂さん、毎日同じルートで帰宅してるけど、そんな不用心でいいのかなぁ?強いから小細工はいらないという余裕なのか?でも、結局襲われちゃったし。いよいよ、秘密組織ブラックナイトとの戦いが始まる。2016/05/01
み
23
さくさくと♪とはいえ、顔が何度か歪みました^^;藤堂さん、強いけど怪我しすぎ…。読み進めます。2019/06/10
まぁにぃ
11
傭兵藤堂シリーズ、第二弾。 前作の終わり方が「ん?」だったので、いいつながりでした。 本当に対決する相手が見え始めましたね。 ブラックナイト、そして大道寺兄弟との対決は? 日本では、舞台がせますぎる!2015/11/23
おしょも
5
面白い!好きな人は大好きだと思います。このまま次作へ。楽しみができました。2015/11/23