出版社内容情報
恋愛には奇蹟がある
恋愛には未知の物語がある。初めて恋心を意識したとき、幼なじみに異性を見出したとき、彼女とのあいだに微妙な心の距離を感じたとき、初恋の同級生と再会を果たしたとき、彼女と恋愛のルールを決めたとき、そして連れ添った相手との別れを予感したとき…… さまざまな断片から生まれるストーリーを、注目の男性作家陣が紡(つむ)ぐ、奇蹟のアンソロジー。
伊坂幸太郎「透明ポーラーベア」
石田衣良 「魔法のボタン」
市川拓司 「卒業写真」
中田永一 「百瀬(ももせ)、こっちを向いて」
中村 航 「突き抜けろ」
本多孝好 「Sidewalk Talk」
内容説明
恋愛には未知の物語がある。初めて恋心を意識したとき、幼なじみに異性を見出したとき、彼女とのあいだに微妙な心の距離を感じたとき、初恋の同級生と再会を果たしたとき、彼女と恋愛のルールを決めたとき、そして連れ添った相手との別れを予感したとき…さまざまな断片から生まれるストーリーを、注目の男性作家陣が紡ぐ、奇蹟の恋愛アンソロジー。
著者等紹介
伊坂幸太郎[イサカコウタロウ]
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年、『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。03年、『重力ピエロ』が直木賞候補になり、『陽気なギャングが地球を回す』(祥伝社文庫)とともに『このミステリーがすごい!』でトップ10に入るなど、一躍注目を集める。04年、『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞を、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短篇部門)をそれぞれ受賞
石田衣良[イシダイラ]
1960年東京都生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社勤務後、コピーライターとして活躍。1997年、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。翌年、受賞作を連作短編集にした同名の単行本を出版、ドラマ化され大きな話題となる。2003年『4TEEN』で第129回直木賞を、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞をそれぞれ受賞
市川拓司[イチカワタクジ]
1962年東京都生まれ。獨協大学卒業。出版社に勤務し、バイクで日本1周の旅に出た後、97年からインターネット上で小説を発表し、2002年、『Separation』でデビュー。同作品はテレビドラマ化され、好評を博す。03年『いま、会いにゆきます』がロングセラーとなり、翌年には映画化され100万部を突破する。恋愛におけるせつなく心に迫る描写に定評があり、多くの読者を魅了している
中田永一[ナカタエイイチ]
高校卒業後から雑誌ライターとして活躍。2002年から編集者の薦めで小説を書き始める。03年、某雑誌にSF短編小説を別名義で掲載してデビューを飾る。その後、半年に一本の割合で短編・中編小説を発表。本作は初の恋愛小説となる。現在はライター活動をしながら、アニメ作品の脚本や映画脚本のリライト作業などを行なっている
中村航[ナカムラコウ]
1969年岐阜県生まれ。芝浦工業大学工学部卒業。2002年、『リレキショ』で第39回文藝賞を受賞しデビュー。03年、『夏休み』が芥川賞候補になり、斯界の注目を集める。04年、『ぐるぐるまわるすべり台』で第26回野間文芸新人賞を受賞。その魅力的な文体は、多くの読者を惹きつけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kishikan
masa@レビューお休み中
きさらぎ
takaC
❁かな❁