祥伝社文庫<br> I LOVE YOU

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祥伝社文庫
I LOVE YOU

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396333751
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

恋愛には奇蹟がある

恋愛には未知の物語がある。初めて恋心を意識したとき、幼なじみに異性を見出したとき、彼女とのあいだに微妙な心の距離を感じたとき、初恋の同級生と再会を果たしたとき、彼女と恋愛のルールを決めたとき、そして連れ添った相手との別れを予感したとき…… さまざまな断片から生まれるストーリーを、注目の男性作家陣が紡(つむ)ぐ、奇蹟のアンソロジー。

伊坂幸太郎「透明ポーラーベア」
石田衣良 「魔法のボタン」
市川拓司 「卒業写真」
中田永一 「百瀬(ももせ)、こっちを向いて」
中村 航 「突き抜けろ」
本多孝好 「Sidewalk Talk」

内容説明

恋愛には未知の物語がある。初めて恋心を意識したとき、幼なじみに異性を見出したとき、彼女とのあいだに微妙な心の距離を感じたとき、初恋の同級生と再会を果たしたとき、彼女と恋愛のルールを決めたとき、そして連れ添った相手との別れを予感したとき…さまざまな断片から生まれるストーリーを、注目の男性作家陣が紡ぐ、奇蹟の恋愛アンソロジー。

著者等紹介

伊坂幸太郎[イサカコウタロウ]
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年、『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。03年、『重力ピエロ』が直木賞候補になり、『陽気なギャングが地球を回す』(祥伝社文庫)とともに『このミステリーがすごい!』でトップ10に入るなど、一躍注目を集める。04年、『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞を、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短篇部門)をそれぞれ受賞

石田衣良[イシダイラ]
1960年東京都生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社勤務後、コピーライターとして活躍。1997年、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。翌年、受賞作を連作短編集にした同名の単行本を出版、ドラマ化され大きな話題となる。2003年『4TEEN』で第129回直木賞を、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞をそれぞれ受賞

市川拓司[イチカワタクジ]
1962年東京都生まれ。獨協大学卒業。出版社に勤務し、バイクで日本1周の旅に出た後、97年からインターネット上で小説を発表し、2002年、『Separation』でデビュー。同作品はテレビドラマ化され、好評を博す。03年『いま、会いにゆきます』がロングセラーとなり、翌年には映画化され100万部を突破する。恋愛におけるせつなく心に迫る描写に定評があり、多くの読者を魅了している

中田永一[ナカタエイイチ]
高校卒業後から雑誌ライターとして活躍。2002年から編集者の薦めで小説を書き始める。03年、某雑誌にSF短編小説を別名義で掲載してデビューを飾る。その後、半年に一本の割合で短編・中編小説を発表。本作は初の恋愛小説となる。現在はライター活動をしながら、アニメ作品の脚本や映画脚本のリライト作業などを行なっている

中村航[ナカムラコウ]
1969年岐阜県生まれ。芝浦工業大学工学部卒業。2002年、『リレキショ』で第39回文藝賞を受賞しデビュー。03年、『夏休み』が芥川賞候補になり、斯界の注目を集める。04年、『ぐるぐるまわるすべり台』で第26回野間文芸新人賞を受賞。その魅力的な文体は、多くの読者を惹きつけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kishikan

201
正月三が日はほとんど読書をしなかったので、この本が今年最初に読了した本。キュっと胸が締めつけられるような、味わい深い短編が集まった、良書でした。僕も「百瀬・・・」でこの本を知り、伊坂さんの短編を読みたいな、と思ってこれを手にしたのですが、正解でした。男性作家による「I LOVE YOU」をテーマにした短編集、ということなのでしょう。様々な人がいて、様々なシチュエーションがあるから、愛についてもいろんな思いの形があるんだなぁ、と思ったのでした。女性作家がこのテーマで書いたら、どのような短編になるんでしょう。2013/01/06

masa@レビューお休み中

195
男のI LOVE YOUは、壮大な浪漫なのかもしれない。そこには、センチメンタリズムが含まれているのだ。他にも淡い期待とか、やさしい感傷なんかも含まれているかもしれない。伊坂幸太郎の『透明ポーラーベア』では、姉の元彼と動物園で再会した弟の奇妙な物語を。中村航の『突き抜けろ』では、先輩の木戸さんとの出会いと恋の物語を。本多孝好の『Sidewalk Talk』では、すれ違い夫婦の最後の晩餐の物語を…。男のI LOVE YOUは、一筋縄ではいかない。幾層にも重なった想いが、愛してるにつながるような気がするのだ。2014/03/14

きさらぎ

189
好きだから一緒にいられる期間というのは、案外短いのかもしれない。大人になりいろいろなしがらみがでてくると、一番好きな人と一生一緒にいることができなくなることがある。自分自身にも言い聞かせるように振り返ることがないようにめちゃくちゃ嫌な別れ方もできるし、「すごく好きだった」と言うこともできる。正解なんてないけど別れ方と出会い方はすごく大事なのかもしれない。故人を介して再び繋がったり、そういう関係にはならないだろうと思っていた人と繋がったり。出会って別れてそれで終わりではなくていつかまたどこかで繋がる運命。2017/06/08

takaC

160
完成度高いじゃん。「何も足さない、何も引かない。ありのままそのまま。この単純の複雑なこと…」2013/08/02

❁かな❁

115
有名な男性作家さん6名が書かれた恋愛アンソロジー♪だいぶ前に大好きな中田永一さん、伊坂幸太郎さん、中村航さん目当てで購入しました!中田永一さんは既に『百瀬、こっちを向いて』で読んでいた事がわかり、伊坂さんと中村さんは購入時にすぐ読了して残りの作家さんは後回しになってしまってました^^;どの作家さんのお話もとても良かったです☆本多さんのみ初読みでしたが最後のシーンがとても良くて、じーんとしました(/ _ ; )中村さんはあの木戸さんが登場して嬉しかったです♪全て素敵だったのでお気に入りの作品になりました♡2014/01/04

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