内容説明
「どこにでもいる普通の奥さんに見えるかもしれないけど、私はいつも渇いていたの」偶然再会したかつての上司との情事を契機に、三十代の道子は後戻りのできない道へ。人妻売春、娘の同級生の父親との逢引きと束の間の快楽に身を任せるが、心の離れた夫にも女の影が…。守るべき家庭と恋の狭間に揺れる人妻の心理と性を、余すことなく描く大型新人登場。
著者等紹介
柊まゆみ[ヒイラギマユミ]
静岡市生まれ。高校卒業後就職し、現在は一男一女の母。97年「特選小説」読者投稿小説に応募、それがきっかけとなって同誌で作家デビューする。以来コンスタントに、主に主婦の内面を生々しく抉る作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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