内容説明
警察官の不正を摘発する監察官が殺された。渋谷署の吉岡刑事を内偵中だったと聞いて、才賀雄介は絶句した。才賀の先輩であり恩人でもあった彼がなぜ内偵の対象に?彼の不審な行動を追尾するうち、才賀は吉岡が三年前のある事件を再調査していることに気づいた…。やがて、吉岡も何者かに狙撃され、超法規捜査を許された才賀の怒りが爆発する。
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
1944年、東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経てジュニア小説などを執筆する。85年『街に棲む野獣』以降、ハード・サスペンスに取り組む
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