内容説明
「この町は奴らに乗っ取られ…おまけに妹まで奪われて…どうか力を貸してください」一通の手紙を受け取った〈ブラック・オーク探偵事務所〉のプロクターが訪ねたのは、１５０年前に取り残されたような西部劇そのままの町だった。夜になると酒場に集う奇妙な男たち。さらに、闇から響く羽音が恐るべき殺戮を呼ぶ！『Ｘ‐ファイル』の著者が放つホラー小説の傑作。
著者等紹介
グラント，チャールズ［グラント，チャールズ］［Ｇｒａｎｔ，Ｃｈａｒｌｅｓ］
１９４２年アメリカ・ニュージャージー州生まれ。コネチカット州のトリニティ・カレッジ卒業後、編集者から作家に。ＳＦを経て七〇年代後半からホラーに手を染め、その傍らモダンホラー・アンソロジーの編纂でも名を成す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
0
そうか画像なしか(笑)Ｘファイルと仲違いし対立し、ついに別離した作者による作品らしい。 この作者の作品は、なんといっても雰囲気が素晴らしいけど、この作品も雰囲気は悪くない。悪いのは、中途半端な後押しをした出版社かなぁ。 不思議な事件を追う主人公は、パトロンから付けられた女ボディガードとともに、西部の面影を残した街の、連続失踪事件に関わっていく… 2010/12/16
