出版社内容情報
中世をわかりやすく描いた 画期的な通史!
後醍醐帝は遠大なる野望に燃えていた。かつて後鳥羽帝が目指し志(こころざし)半ばで潰(つい)えた王政復古、つまり天皇親政の再建である。2度の豪古襲来で鎌倉政権は衰退している。元弘(げんこう)3年(1333)、楠木正成(くすのきまさしげ)、新田義貞(にったよしさだ)、足利尊氏(あしかがたかうじ)の挙兵に助けられ、後醍醐帝はついに討幕を果たした。しかし帝(みかど)を待ち受けていたのは、皇位に2帝が即(つ)くという、前代未聞の南北朝の動乱だった……。(祥伝社販売課日浦オススメの一冊)源氏三代から南北朝の動乱、室町幕府の盛衰まで、中世を一気に読ませる小説日本通史の第5弾!
内容説明
後醍醐帝は遠大なる野望に燃えていた。かつて後鳥羽帝が目指し志半ばで潰えた王政復古、つまり天皇親政の再建である。二度の蒙古襲来で鎌倉政権は衰退している。元弘三年、楠木正成、新田義貞、足利尊氏の挙兵に助けられ、後醍醐帝はついに討幕を果たした。しかし帝を待ち受けていたのは、皇位に二帝が即くという、前代未聞の南北朝の動乱だった…。