ノン・ポシェット<br> 完本妖星伝〈3〉終巻 天道の巻・人道の巻・魔道の巻

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ノン・ポシェット
完本妖星伝〈3〉終巻 天道の巻・人道の巻・魔道の巻

  • 半村 良【著】
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  • 祥伝社(1998/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 1044/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396326579
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

鬼道衆の思惑どおり、江戸中期の日本はまさに頽廃の極致に陥っていた。田沼政権の腐敗政治、蔓延する大飢饉と百姓一揆、人間の本能がなせる醜い争いの数々…。この世の生とは一体何なのか?地球こそは互いに啖い合わねば生きていけない“妖星”なのか?二十年の歳月をかけて鬼才半村良が辿り着いた“人類と宇宙の摂理”を問う空前の一大巨編、ここに完結。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

99
やっと全3巻(単行本では7巻)を読み終わりました。以前に読んだときには気にならなかったことがあります。やはり男女の絡み合いが気になりました。年を取った証拠なのでしょう。ただ半村さんが言いたいのは地球というのは生命を喰らいあって存在している、すなわち食物連鎖でまわっていてそのためには性の営みが必要だということなのでしょう。それを最後は人類滅亡のような感じで終わらせています。最後の巻は決着を急ぎすぎたような気がしました。2023/07/11

goro@80.7

53
「鬼道の巻」を読んだのは遠い昔。胎内道へ入って赤目達に出会った所までは覚えていたが、漸く全ての巻を読破出来た。これはSF伝奇小説の体をとって江戸時代から始まっているけどこれほど壮大な展開が待っていたのかと驚いた。地球は妖星であるのは意思あるものの計画だとして描き切った。最終巻に至ってはこれは宇宙論かと思った。終わりに向かって加速してゆく事は必至であり止める事は不可能。色即是空をもって語られる世界観に妙に納得してしまう。マクロな物語もお幾と定十郎との慎ましい生活がミクロで輝いている。長い旅でした。2021/11/11

ぐうぐう

33
昭和48年に連載が開始された『妖星伝』は、55年に第6巻を刊行したあと、最終巻である第7巻が出るまで、実に13年の歳月を要した。正直、半村良にとって難産だったのだろう。しかし、苦しんだだけの内容となっているのがすごい。最終巻「魔道の巻」は、日円と青円の宇宙の旅が描かれる。このスペースオデッセイは、探索の旅である。人とは、地球とは、宇宙とは、その真理を探究する旅なのだ。二人は延々と対話を続けていくが、答えはなかなか見つからない。問答の「答」がなく、「問」のみが積み重なっていく。(つづく)2017/12/26

石油監査人

20
半村良の妖星伝全7巻を読了しました。代表的なSF伝奇小説の奇想天外なストーリーを十分に楽しめましたが、同時に、最後まで読み終えるには、忍耐力が必要な大作でした。特に最終巻は、肉体を失った二人の僧が、宇宙空間を旅しながら禅問答のような対話を繰り広げるといった難解な話で、意味が良く理解出来ない部分もありました。巻末付録として著者の対談が添付されていて、ここで、著者が最終巻を書いた意味を説明しているのですが、この部分は、私のような読者に対する出版社の配慮でもあると感じました。2021/08/26

月をみるもの

15
その昔、初めて読んだ時には、鬼道衆が旅立ってしまった後の、お幾と栗山の余生を描いた最後の部分が長すぎる、、と感じた。歳をとった今、この部分こそが半村さんの描きたかった物語なのだということがよくわかる。2020/05/30

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