ノン・ポシェット<br> 会いたかった人

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ノン・ポシェット
会いたかった人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784396322380
  • Cコード C0193

内容説明

「いやだ。わからない?そんなに私、変わった?」良美はそう聞きながら、走り寄って来た。少夜子はやっとの思いで笑顔を作った。これがあの、魅力的だった結城良美であるとはとても信じられなかった。花形心理学者・諸井小夜子は、中学時代の無二の親友と25年ぶりに再会した。が、喜びも束の間、直後から恐怖に悩まされ始めた…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

302
表題作を含めて6つの短篇を収録。初出のほとんどは「小説NON」。したがって、深刻なものはなく、いずれもエンターテインメント性の強いものである。それぞれは、ふとしたことがきっかけで犯罪、もしくは災厄に巻き込まれていくという構想である。著者39歳の作品で、作家としての円熟期を迎え、小説作法に熟達していたことがわかる。逆に言えば、それ故に軽くなりすぎる傾向もあったようだ。後年は、それらがより限界値へと向かい、抜き差しならない真実相に迫って行くのであるが。エンターテインメントと割り切れば、十分に楽しめる作品群。2024/12/18

じいじ

89
『恋』で直木賞作家になる4年前、1991年に書かれた6つの短篇集。この頃はミステリー小説に力を入れて書かれていたようです。タイトルにしたのは自信作なのだろうか、【会いたかった人】が面白かった。主人公は、いま仕事・家庭すべてにおいて順風満帆のキャリアウーマン小夜子。25年ぶりに、中学時代の勉強で1・2を争ったライバルの親友と再会する。「子供は作らない!」が二人の約束だった。女同士のつばぜり合いは、とにかく凄まじい。結末は予想通りだったが、さすが小池さんのミステリーだけあって、愉しませていただきました。2022/07/05

相田うえお

85
★★★☆☆22057【会いたかった人 (小池 真理子さん)k】6本の短編集。そのどれもがちょっぴりゾッとする話です。①同級生、長いこと会ってなければ別人の様になってる可能性だってある②立食式の結婚披露宴だったら知らない人が入ってきても分からないかも③母親と娘って、仲が良いか悪いか両極端なことが多い様な...④真夜中、隣人が庭に大きな穴をこっそり掘っていたら、そりゃ気になるよ⑤途中からいい話になるのかと思いきや、やはりブラックだったか⑥ひゃ〜!勘違いして愛人を殺害しちやったー!◯結構、ハマる作品集でした。2022/06/27

miyumiyu

82
単行本を読んだが、文庫本にしかない短編がたくさんあるので購入。どれも期待を裏切らないゾッとする結末。「会いたかった人」「甘いキスの果て」の救いようのなさ、「寄生虫」「木陰の墓」のブラックなオチ、「結婚式の客」「運の問題」のやり切れなさ、どれも好みだ。小池さんの短編は、端正でクールで切れ味が良いのがクセになる。2016/08/12

アッシュ姉

76
やっちまった~。再読でした。でも大丈夫。そこそこ忘れているので楽しめました。ほっほっほ。日常に潜む恐怖を浮き彫りにしたサイコサスペンス。ドラマで観たことあると錯覚するほど映像か浮かび臨場感たっぷり。巧みな心理描写に狂気の世界へぐいぐいと引きずり込まれます。収録作品すべてハイクオリティなのが凄い。意外なオチが待っている「結婚式の客」、母親の心の動きが見事な「寄生虫」がお気に入り。2016/04/20

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