内容説明
この国の教育はあてにならない―では、どうすればよいか?日本の教育は、完全に世界から取り残されている。偏差値やTOEICの点数に一喜一憂する教育では、10年後、日本の子どもたちが世界で活躍することは難しい。本当に創造的な知性を育む「トライリンガル教育」とは何か?科学的視点から語り尽くす。
目次
第1章 なぜ「トライリンガル教育」が必要か(トライリンガル教育とは何か;なぜプログラミング言語なのか ほか)
第2章 日本の教育はオワコンだ(「5+3」は○、「3+5」は×、というヘンな教育;日本人が知らない世界の教育のベストプラクティス ほか)
第3章 英語とプログラミング、どう身につける?(「お笑い」で知る、英語を学ぶほんとうの意味;学んだ記憶は一生消えない ほか)
第4章 頭の良さとは何か―ほんとうの知性と教養(教育とは個性の「発掘」である;勘違いされた教師の役割 ほか)
第5章 新しい時代をつくる創造性と多様性を身につける(自分の声を見つける―「ピッチ」に耐える表現力;音楽は楽典ではなくジャムセッションで覚える ほか)
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。東京大学理学部、法学部卒業篤、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。2021年4月より、屋久島おおぞら高等学校校長。著書多数。1962年、東京生まれ
竹内薫[タケウチカオル]
サイエンス作家。東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学専攻)、東京大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(素粒子物理学、宇宙論専攻)。理学博士。2016年春にトライリンガル教育を実施する小学校レベルのフリースクール「YESインターナショナルスクール」を設立し、校長に就任。著書多数。1960年、東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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