内容説明
京都は奥深い街です。年中行事が織り込まれた日々の暮らし。そこにはご先祖様の知恵と思いが詰まっています。生粋の京都人がイラストで紹介!オールカラー。
目次
睦月(一月)
如月(二月)
弥生(三月)
卯月(四月)
皐月(五月)
水無月(六月)
文月(七月)
葉月(八月)
長月(九月)
神無月(十月)
霜月(十一月)
師走(十二月)
著者等紹介
小林由枝[コバヤシユキエ]
京都・下鴨生まれ。大学で日本画を学び、卒業後は本、雑誌、広告デザインなど、絵にかかわる仕事に幅広く携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あんとわねっと
6
かわいい絵が沢山使われて、京都での二十四節気が説明されています。伝統的なことは私もあまり知らなかったので勉強になりました!2023/08/09
phmchb
3
大田神社(上賀茂の摂社)、杜若(p70)/ 『京都でのんびり』『京都をてくてく』(祥伝社黄金文庫)小林由枝2020/07/06
NBかえる同盟
2
昨年末に店頭買い。『京都ネイティブ(という言葉があるのね)』の著者が、絵と文章でふんわりと京都の日々の暮らしの一年間を教えてくれる。「二十四節気」をほぼ意識しない、生まれも育ちも北国の自分故、日々の季節の約束事を守って生きる街に憧れている。まあ、北国には北国の良さもあるんですけど。2020/01/25
お抹茶
1
京都の二十四節季を瑞々しいイラスト共に辿るエッセイ。エピソードがはんなりしている。東山の稜線を眺めて,枕草子の冒頭に思いを馳せる。ゴールデンウィークには,新茶ならではの香りと味を,手作りのちりめん山椒と味合うのが八十八夜の楽しみ。「寒露」のページで,秋の黄昏に包まれる寺の鐘の絵が京都の地元民らしい切り取り方だなと感じた。京都独特の祭事や風習も知れるし,なにより正月からぐるっと季節を辿って,しまい弘法・しまい天神まで京の一年を疑似体験できるつくりがいい。2022/12/06
抹茶ようかん
0
毎月、その月の部分を一年かけて読んできて今月やっと読み終わった。今の自分の生活には無くなってしまった日本の文化を味わえる良き本。また来年も一年通して、ちまちまと読んでいくのもいいかも。2024/12/02