内容説明
始めたかったのは、本当は誰なのか?ベストセラー『戦後史の正体』に続く衝撃の書。
目次
第5章 日本軍、中国への軍事介入を始める
第6章 日中戦争突入、三国同盟、そして米国との対決へ
第7章 米国の対日政策
第8章 真珠湾への道に反対を唱えていた人たち
第9章 人々は真珠湾攻撃の道に何を学び、何を問題点と見たのか
第10章 暗殺があり、謀略があった
著者等紹介
孫崎享[マゴサキウケル]
1943年生まれ。1966年、東京大学法学部を中退し外務省に入省。国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2009年まで防衛大学校教授。現在、東アジア共同体研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鯖
16
開戦直前の重臣会議にあたり「外務省サイドから公式の場で反対の声が出てこなかった」昭和帝に関しては「昭和天皇実録」等と通じて、廃位と暗殺への恐怖ですべきことをしなかったというのは確かだろうし、広田弘毅が戦犯だというならそちらもそうだろうとしか思えないけど、他者とは異なり、表立っての発言ではなく私的?な日記の記述でしか断じようがないのは気の毒でもあるよなあとは思ってしまった。まあ平安貴族同様、私的な日記が許されない存在だから仕方ないんだろうけど。…まあ、また落ち着いて読める時に読み返したい。2020/04/19
sekkey
3
開戦を回避できたのにしなかった。その理由は、米国の国力に対しての呆れるばかりの無知、中韓朝の自立精神への無理解、開戦後も場当たり的なし崩し的で戦略性がなかったこと、そしてそもそも石橋湛山らが指摘しているとおり植民地経営自体が財政的にマイナスになるのを無視したこと。これらに集約できる。戦争自体が悲惨なのは言うまでもないが、この教訓を今日に活かさなければやりきれない。2021/03/10
トロ05
1
中国への軍事介入、ドイツ・イタリアとの三国同盟、真珠湾攻撃に対する賛否両論があったにもかかわらず陸軍の一部の人達の意見に流されて太平洋戦争になってしまったようです。毎年平和への祈りが話題になりますが、何が問題だったのか議論を重ねたうえで平和を願わないと再発防止になりません。真珠湾攻撃だけでなく近衛内閣になれば軍拡派に押され日米開戦間違いなしと読んでいた米国を何故当時の日本は軽視していたのでしょう。2020/08/16
ひぐま部長
0
少々読みずらい感じがしますが勉強になりました。★2つで。2019/12/30
JUSA
0
色々書かれていますが、自説について都合の良い事実だけを集めている気がします。戦略がなかったことは他の方もおっしゃっていますが、著者自身が戦略をはき違えている気がします。最後の章を言いたいがためにこれまで長文をしたためたのでしょう。2019/12/28




