祥伝社黄金文庫<br> 体と心がラクになる「和」のウォーキング―芭蕉の“疲れない歩き方”でからだをゆるめて整える

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祥伝社黄金文庫
体と心がラクになる「和」のウォーキング―芭蕉の“疲れない歩き方”でからだをゆるめて整える

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396317492
  • NDC分類 498.35
  • Cコード C0177

内容説明

本書でおすすめする歩行法はスローウォークです。これはからだに無理な負担をかけず、からだの深層の筋肉を活性化させる歩き方です。昔の人が東海道を歩いて江戸と京都・大坂を往復したり、松尾芭蕉が『おくのほそ道』を歩いたりしたときの歩き方も、このスローウォークでした。直立や二足歩行は、からだ中の筋肉がしっかりしていて、さらにそれが上手に連動すること、すなわち「全身協調性」によって初めて可能になるのです。何も持たずに、正しい姿勢と正しい歩き方で、ただぶらぶら歩く。そうすることでからだが忘れていた本来のプログラムを思い出し、全身協調性が発動します。

目次

1章 ゆっくり歩いてからだをリセット―「全身協調性」でラクになる(からだは自然に整うようにできている;日本人の歩行)
2章 「和」のウォーキングのからだを作る―日本人のための深層筋エクササイズ(長く歩けるからだを準備;「和」のウォーキング・エクササイズ ほか)
3章 日本人の身体を考える―「気持ちいいからだ」感覚を取り戻すために(深層筋と日本人の身体;能と相撲の動きから考える)
4章 ゆっくり歩けば、心にもなにかが起こる―「いのち」を枯らさないために(なぜ芭蕉は歌枕巡礼の旅に出たのか?;『おくのほそ道』を歩いてみた)
5章 実践「和」のウォーキング―大名庭園「六義園」を歩く(暗号を読み解きゆっくり歩く;六義園を歩く)

著者等紹介

安田登[ヤスダノボル]
1956年千葉県生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師。日本で数少ない米国Rolf Institute公認ロルファーの一人(現在、ロルフィングの施術は行っていない)。高校時代、麻雀をきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。高校教師時代に能と出会う。ワキ方の重鎮・鏑木岑男師の謡に衝撃を受け、27歳で入門。現在は、能楽師のワキ方として国内外を問わず活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を東京を中心に全国各地で開催。日本と中国の古典の“身体性”を読み直す試みも継続。能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演も行なう。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Sakie

12
安田先生の身体論×精神文化論とでも呼ぼうか。能やロルフィングの身体観に基づいた歩き方指南の本かと思いきや、日本人の身体の個性から話は古今の相撲における身体運用の違いへ、さらに「おくのほそ道」が"歌枕"を巡る歩き旅であったとの指摘、古典と現実を重ね合わせて楽しむ大名庭園の散歩法まで、安田先生のお話がいろいろ読めてお得。歳を取って能力に制限が加わることによってこそ、物事が新しく捉えられ、また興味深く感じることができる話が好きだが、元大相撲力士の一ノ矢さんも同意とか。歳を取ることが楽しみになってくる嬉しさよ。2022/12/12

ばーさん

2
深層筋を使ったエクササイズ&歩き方指南に加え、和歌や俳句の歌枕を訪ねる教養に基づいたウォーキングの勧めなど、多岐にわたる内容。思っていたのとはちょっと違ったけど、これはこれで面白かった。図書館本2020/03/13

GIGI

0
人間の体の仕様は一緒なのに、どうしてこうも印象がちがうのか?もちろん、そんなのは当たり前かもしれないけれど、誰だってより良くできるのであれば、そうしたいって思うもの。その証拠に、世にあふれているモノは、同じ仕様でもデザインの違いで売っているのだし。数値ではない、人間の体の印象をつくる。決して数値的正確さではなく(例えば体重が何キロとか)、立ち居振る舞い、仕草、雰囲気がその人の印象を操作している。お調子者でだまされやすく、思い込みの激しい脳がそれを補完しているのではないのかしら?脂肪も流されやすいし・・・2023/08/09

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