出版社内容情報
高野 澄[タカノキヨシ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともとも
26
多くの文人たちが、生き、そして愛した京都という感じをさせられてしまいます。 京都のガイドという要素のほかに、京都を題材にした文学、古典の魅力に迫るという 感じもあって、それがどこか新鮮で面白みをも感じてしまいます。 まるで、その物語や京都を旅しているかのような感覚に陥りながらも、 ますます、古典文学や京都に魅了させられてしまいました。 次に京都に行く時が、なんだか楽しみな気にもさせられてしまいました2016/12/23
金吾
21
さらさらと読めます。道や地名に懐かしさは感じますが、文学に関連付けて歩いたりしていないので新鮮な部分がありました。帰省したら考えながら散歩したいと思いました。2024/04/09
シタン
15
この本の知識を記憶して歩いてみたい。国文学や日本史は一番自分と距離が遠い科目だったので、大人になってから補完する必要がある。街並みは変わっても文学は残る、という話に少し感動してしまった。2021/12/12
ぽっぽママ
15
その場所に行くことはできても、例えば「6月のはじめ、夕方ちかくに橋の上流から 月が橋の上をわたる渡月橋の景色」などは 旅行者の私たちにはなかなか見ることのできない贅沢だ。ただ本を読んでその場所を訪ねるのではないピンポイントをおさえた羨ましいエッセイでした。2016/11/21
ikedama99
3
文学と京都の各場所のつながりは面白い。「滝口入道」読んでみたい。2017/02/18