出版社内容情報
八幡和郎[ヤワタカズオ]
内容説明
内政・外交、経済…彼らの業績をA~Eの5段階で評価すると、意外な事実が浮かび上がってきた。
目次
第1章 歴代大統領をランク付け
第2章 独立戦争の指導者たち―ワシントンからJ・Q・アダムズ
第3章 開拓時代の大統領―ジャクソンからブキャナン
第4章 南北戦争と再建の時代―リンカーンからアーサー
第5章 帝国主義から第一次世界大戦へ―クリーブランドからウィルソン
第6章 第二次世界大戦と冷戦の開始―ハーディングからアイゼンハワー
第7章 悩める大国とグローバリズム―ケネディからG・W・ブッシュ
エピローグ 2008年大統領選挙とオバマ当選
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。大臣官房情報管理課長などを歴任し、1997年に退官。現在、徳島文理大学教授・国士舘大学大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつ子🌼
4
アメリカの歴史は、かくも面白い。2020/11/25
角人
3
アメリカ史は世界史で飛び飛びに触れた程度だったが、とても読みやすかった。 時には投票をしたことすらない軍人が現れたり、大統領死亡後の仕組みがいい加減だったりと心配になるような時期があったり、アメリカについて少しだけ知ることが出来た。 クリントン→ブッシュのような経済派インテリからフレンドリーな人物への変遷からトランプ氏のような破天荒な人物を選ぶアメリカ人の感性を伺うことができる。2016/10/13
木村あきら
2
複数の専門家で歴代大統領を政策評価した本。ゆーても筆者の価値観が大きく反映されていてそれはそれでおもしろい ①優先順位付、方策、実行力の3点を評価した。大きな成果があってもそれは大統領の政策に寄るのか。も評価 ②オバマはC,ポーク(誰)がA。人気投票ではない評価が重要。原爆投下のトルーマンのように、その政策をどう評価するかが、今後の社会をつくる。この件は高評価してはだめだろう ③大統領は権力が強いため、過半数の指示を得るまで投票をする。(紙幣、硬貨にここまで大統領がいるってのも日本とは違う感覚)2021/04/17
渋谷英男
2
巻末の経歴、50州一覧があって良かった。軽い読み物かと思ったら経済重視だった。☆32017/04/22
メカメカ
2
アメリカファーストってトランプのオリジナルではないんですね。 アメリカの大統領を一気に網羅できる本です。 初代ワシントンからオバマまで。有名な大統領が決して高得点とは限らないです。ポークとか聞いたことないし。 この本は有名な人であるとかでなく、在任中にどういった成果を出したか(保険制度を作ったとか経済を立て直したとか)が評価の基準で、そういった意味では日本では有名な大統領も大して評価されない形になる人もいます。正直なかなか成果を出すのって難しいんだなぁというのが感想です。2017/03/03