内容説明
「霞が関を敵に回した男」が、面妖な官僚集団の中で過ごした28年間の実体験から彼らの正体を解き明かす。
目次
1章 日本の官僚は、実は、“無能”だ(「試験に通ったエリート」に弱い日本人;官僚の採用試験の仕組みはどうなっているのか ほか)
2章 「官僚神話」という幻想(刷り込まれた「官僚信仰」;外国にあって日本にない仕組みとは ほか)
3章 「官庁の中の官庁」大蔵省の秘密(国家公務員の「人事部」はどこにありますか?;官僚の給料と人員配置は、すべて財務省が握っている ほか)
4章 世にも恐ろしい官僚の作文術(これが「官僚のレトリック」だ;官僚作文に仕掛けられた「罠」の実例 ほか)
5章 霞が関を“統制”する方法(首相も官僚を“尊敬”していた?;言うことを聞かないのなら辞めてもらえ ほか)
著者等紹介
高橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年、東京生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省(現財務省)入省。理財局資金企画室長、内閣参事官などを歴任し、小泉内閣、第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍。「霞が関埋蔵金」を公表、「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策を提案し、実現した。2008年退官。現在、嘉悦大学ビジネス創造学部教授。著書は、第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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