内容説明
本書は、日本文化の故郷と言うべき伊勢神宮の2000年の歴史と、20年ごとに再建される理由など、興味深い謎を紹介。
目次
1 なぜ「内宮」と「外宮」に分かれているのか―二柱の神が祀られている理由
2 なぜ、二十年ごとに再建されるのか―莫大な遷宮費はいかにして集められたか
3 なぜ「ふたつの正殿」は“同じ造り”ではないのか―天に向かう「千木」そして「堅魚木」の秘密
4 なぜ僧侶が、伊勢神宮に参詣したのか―伊勢へ向かった僧の一団と「東大寺大仏」の謎
5 神に仕える皇女・斎宮の生活―古代から中世まで続いた“神に嫁いだ皇女たち”
6 なぜ“お伊勢参り”が全国に流行したのか―参詣を勧誘し、各地に“日常雑貨”を運んだ「御師」
7 なぜ慶応三年の「おかげまいり」は「ええじゃないか」の騒動になったのか―異様ずくめの騒ぎと倒幕派のたくらみ
8 なぜ“伊勢型紙”商人に「苗字・帯刀」が許されたのか―紀州徳川家の母港を拠点に栄えた白子商人の誇り
9 なぜ“海女伝説”が志摩に生まれたのか―寄せ来る「常世の浪」が育んだ海洋文化
10 海の難所・大王崎の“天の恵み”とは何か―海難事故が続出する村を襲った「波切騒動」の真相
11 伊勢を掌握した野望の武将たち―海を制した平清盛・九鬼嘉隆の盛衰
著者等紹介
高野澄[タカノキヨシ]
1938年、埼玉県生まれ。同志社大学卒業後、立命館大学大学院で近代史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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