内容説明
英語ができても仕事ができるわけではない!元外資系トップだからここまで言える!挑発的かつ実践的な真実の英語論。
目次
第1章 本当に英語は必要なのか
第2章 英語を社内公用語にしてはいけない
第3章 本当の「学問」をしよう
第4章 日本の英語教育は日本人をダメにする
第5章 英会話を習うより、本を読め!
第6章 それでも英語を勉強したい人へ―成毛流英語学習法
著者等紹介
成毛眞[ナルケマコト]
1955年、北海道に生まれる。中央大学卒業後、自動車部品メーカーや株式会社アスキーなどを経て、86年マイクロソフト株式会社に入社。91年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在、同社取締役ファウンダーのほか、早稲田大学客員教授なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
102
最近の教育関連の政策などを見ていると、教育を食い物にしている政治家や企業が多くなってきたのではないかという気がします。ですのでこの本で成毛さんが言われているところにはもろ手で賛成です。要は英語はあくまでコミュニケーションの一手段であって本当に必要なのは世界に通用する基本的な教養をつけなさいといわれています。そのためには読書が一番ですということを言われています。お気に入りさんの感想で読みましたが本当にいい本だと思いました。2020/01/21
mitei
98
確かに英語は大半の社会人には必要のないものなのに早期教育を唱えることの異常さがこれでもかというくらい出てて痛快だった。特に日本企業なのに社内公用語を英語にしている企業が更に新卒の大半を外人にし日本人学生にも見放されているのを初めて知った。2013/06/23
takaC
69
でもね、例えばハリウッド映画を楽しむのには英語は要ると思うよ、仕事には必要なくても。2015/11/16
Miki
14
成毛本は3冊目。口が悪いとか言いながらなんだかんだと気になる著者である(笑)時々ドキッと痺れる表現有。こういうのが彼のカリスマ性なんだろうな。社内公用語不要論も同意。「使う予定もない英語に時間を割くより教養を身につけよ」それはわかる。でもさ、教養って何?私は「使う予定もない」英語をやってきて、改めて日本という国を外側から俯瞰的に見ることができた。それも教養と思っている。「英語より読書」論も同意はするが反証がない=確証バイアスでしかなく説得力に欠ける。最後の章も不要。勉強してない人に勉強法を語る資格はない。2015/12/07
Sayaka
10
私もこの9割。仕事上で英語が必要だった時も電子辞書があれば無問題だった。英語が無くても資格があれば仕事はいくらでもある。しかし今の世はすごく英語英語と煽ってくる。こんな自分でも子育てが不安になるくらい。今までも様々な本を読んだが日本の英語教育ってほんと迷走している感じ。英語との付き合いは難しそうだなぁ。著者は挑戦的(批判的)な事を偉そうに書いてるけど、いつもついつい読んでしまう。2017/03/01