内容説明
スコアラーになった気持ちで野球を見れば、「打った」、「投げた」、「捕った」、「走った」というプロ野球のダイナミックなプレーを4次元的に見ることができる。著者が長年のスコアラー人生で得た経験と知識を借りて、スコアラーの視点で奥深く野球を見れば、日本のプロ野球ではレベルの高い緻密な野球が展開されていて、そこには非常に興味深いデータと、選手のとんでもない才能を垣間見ることができる。そして、勝てるチーム、勝てないチーム、銭の稼げる選手、ヘタレで終わる選手の違いも見えてくる。
目次
第1章 作戦の謎を解く
第2章 巨人の謎を解く
第3章 投手の謎を解く
第4章 配球の謎を解く
第5章 打者の謎を解く
第6章 守備・走塁の謎を解く
第7章 勝利チームの謎を解く
第8章 阪神タイガースの謎を解く
著者等紹介
三宅博[ミヤケヒロシ]
1941年、岡山県倉敷市生まれ。県立倉敷工業高校で58年春、59年春夏の甲子園に出場。60年に大阪タイガース(現阪神)のスカウトを受けてプロ入り。入団年より一軍の試合にショートやセカンドで出場し将来を嘱望されるも、64年、試合中の走塁で右膝靭帯断裂。翌年、現役を引退し球界を離れる。80年にコーチとしてタイガースに復帰、82年からはスコアラーに。緻密な情報収集とその分析・解析力には定評があり、タイガースオリジナルのデータシステム構築に尽力した。現在は岡山商科大学野球部のコーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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