内容説明
死をみつめることは、自分にいただいた「いのち」をどう大切に生き抜くかを考えることです。本書では、口に出して尋ねにくい死のこと、また見過ごされがちな話題を率直に取り上げてこたえる。
目次
第1章 「生命の誕生」を考える(「人間と他の動物の違い」って何でしょうか?;男と女の出会い―どのくらいの確率ならば、「奇跡的」? ほか)
第2章 「死」を考える(死んだのは誰?死のうとしているのは誰?;「三人称の死」とは? ほか)
第3章 「生きる」を考える(君の「生きる目的」は何ですか?;人間は、なぜ生きなければならないのでしょうか? ほか)
第4章 「家族」を考える(「家族」って何なのでしょうか?「家族」の定義は?;子どもにとって、「親」とはどのような存在なのでしょうか? ほか)
第5章 「幸せ」を考える(「生きがい」があれば、幸せと言えるのでしょうか?;「勝ち組」「負け組」という言葉に、抵抗を感じますか? ほか)
著者等紹介
古田晴彦[フルタハルヒコ]
1957年、東京都生まれ。1981年関西学院大学文学部心理学科卒業。83年関西学院大学社会学部社会学科卒業。4月より横浜市の捜真女学校中学部・高等学部社会科教諭として勤務。90年4月より、関西学院高等部社会科(公民科)教諭、今日に至る。2000年5月、4年間の闘病生活を経た妻をホスピスで看取る。「このつらい経験を意味のあるものに変えたい」と考え、死生学の学びやDeath Educationの準備を始める。上智大学、関西学院大学神学部、大阪大学大学院人間科学研究科、関西学院大学社会学部で学ぶ。2010年度より、神戸学院大学総合リハビリテーション学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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