内容説明
酔っぱらいに寛容な日本人、酔った姿を見せない中国人、酔うために飲む韓国人、正直な日本人、うそが上手な中国人、ほらを吹く韓国人…ほか。韓国系中国人として生まれ、三国に通暁する比較文化学者だからこそ書けた!痛快無比な比較文化論。
目次
序章 「他者という鏡」で自国を見る
1章 裸の三国志
2章 文化の三国志
3章 エロスの三国志
4章 味といきの三国志
5章 歴史の三国志
著者等紹介
金文学[キンブンガク]
文明批評家、比較文化学者。1962年、中国の瀋陽で韓国系三世として生まれる。1985年、東北師範大学日本文学科卒業。1991年来日、同志社大学大学院修士課程、広島大学大学院博士課程修了。現在、広島文化学園大学、福山大学で講師。専攻は比較文化、比較文学および文化人類学。日中韓三カ国語による執筆・講演活動を展開、その鋭い文明批評は東アジア全域で多くの読者を獲得している。中国では文学賞を多数受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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