内容説明
日本人が普段使っている英語表現は子どもっぽかったり、無礼な表現だったり、時にはケンカ腰だったりすることが多いのです。そんな英語はビジネスでは通用しません。本書で、ワンランク上に見られる英語表現「ファーストクラスの英会話」を身につけ、ネイティブにも通用する英語を自分のものにしましょう。
目次
1 まずは基本の30フレーズ レッツチャレンジ!(同意できません;すぐに書類を調べてくれませんか;11時にいらしてください ほか)
2 ビジネス現場で役立つ30フレーズ さあ、どんどん行きましょう!(他の方に依頼したほうがよいと思うのですが;(ご準備が)よろしければこちらにどうぞ
お聞きいただけますでしょうか? ほか)
3 実力が身につくラスト30フレーズ 最後までがんばって!(彼は私たちの人事部長です;もっと考えて行動すべきでした;値段の交渉が必要ですね ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
3
英語に敬語はない、ということを学生時代に聞いたことあるけど絶対間違いだよね。失礼になってしまう言いかたがまず大きくのっていて、その後、丁寧→より丁寧な言い方がのっています。本を買ってバーコードからネットにアクセスすると音源がDLできます。これも初めてだったので面白かった。音源はCAの綺麗なお姉さんの声で聞き取りやすかった。
銀獅子王の憂鬱
3
何気ない一言もこうゆう言い方があるのだと関心しながら読んだ。お上品英語集といった感じの本。 ただし本書のなかにある「普通の言い方をしたら失礼、なめられる」的なニュアンスには異論あり。自分の米国の同僚は平気でそんな言葉づかいをしてくるので、「この本が正しい!」という考えを持ってしまうのは違うと思う。2011/03/31
ノイス
2
書内で実際に講義が成されている英語は大変上質かつ正確な英語であり、読者層として少なくとも高校英語を一通り把握していることを要求してはいるものの、非常に良い内容だと思う。ただ著者自体の性格というかプライド意識に若干問題があり、よく言えば日本人の品格を厳格に説いているとも言えるのかもしれないが、私的には外国被れの人間にしか見えない。自分はオーストラリアを知っているので残念ながら日本人の礼儀が一番ひどいというのは共感せざるをえないが(これでおもてなしとは噴飯物)、それにしても読者に不快感を残す慇懃無礼っぷり。2014/11/17
Atsuko Shirakawa
2
見開きで完結する90のシチュエーションフレーズ集。元CAの著者の経験からありがちな(間違った・誤解を招く)表現をビジネスクラス、ファーストクラスの表現へと添削。解説はコラム的で読みやすく、CAの舞台裏や海外で見られるみっともない日本人への苦言も。 接客業の女性向き。上品、あるいは上品にしようというつくり。2013/09/03