内容説明
都市伝説研究の第一人者が、世界中に流れる「フォークロア」を単なる街のうわさ話としてではなく、元となった事件や話を捜索、その起源から伝播ルート、派生バージョンなどを研究、分析。
目次
第1章 トラディショナル都市伝説
第2章 乗り物に関する都市伝説
第3章 子どもに関する都市伝説
第4章 ホラーな都市伝説
第5章 動物に関する都市伝説
第6章 食べ物に関する都市伝説
第7章 事件・事故の都市伝説
第8章 ネットで流れる都市伝説
著者等紹介
宇佐和通[ウサワツウ]
1962年東京生まれ。東京国際大学卒業。南オレゴン大学にてビジネスコース修了。商社、通信社勤務を経て、翻訳家・作家に。日本の都市伝説研究の第一人者。ハワイ・ホノルル在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
3
一つの伝説にいろんなバリエーションがあるのが面白かった。口裂け女の話にしても、100メートルを3秒台で走るとか、誰かが勝手に付け加えたディテールがどんどん膨らんでいったのだろう。外国から犬だと思って連れ帰ったペットが実はネズミだった話などは、筆者の指摘するように偏見や差別意識が絡んでいるのかもしれない。一方で、うわさの発祥まで遡りたいという好奇心にも、本書はある程度応えてくれる。例えば、口裂け女の話では、1968年に岐阜で起きたバス事故があげられている。タコを産んだ少女の話は何と1646年まで遡っている。2012/11/25
kwy8791
2
都市伝説の紹介と起源の追跡、そして分析。雑学本として純粋に楽しく、集団心理の育ち方に想いを馳せることがまた楽しい。理屈バカなら読んで楽しめると思う一冊2012/02/18
こっぺぱん
1
都市伝説は時代の写し絵であると、著者をして言わしめるほど、その時代の背景や実際にその時代に起きた事件、流行った作品などの影響で、どんどん形を変えながら伝承されていくのが面白い。口裂け女の発祥は自衛隊で、在日米軍やCIAによる、口コミスピードを測る実験だったという一説が、嘘臭さも含めて好き。2016/06/20
はるむ
1
有名な都市伝説の出所や推移について。前作よりも内容がバラエティに富んでいてよかった。2015/03/08
わ!
0
都市伝説を書いた本でも、いつかどこかで聞いたことがあるような、元祖都市伝説を解説してくれている本であれば、いくらでも読んでみたい。これは…一応ゲテモノ趣味と云うのではなくて、単純な事件・単純なうわさが、巷間を流れるあいだに、どのように変化して、どのように合体・分裂してゆくものなのかを素直に知りたいと云う欲求からきている。いや…これホント。ホントだよ。決まってるじゃないか…ゲテモノ趣味じゃないよ!ホントにホントだって。ヒヒヒヒヒ…。2011/02/21




