内容説明
コレステロールは“健康の味方”?貧血には鉄分ではなく、タンパク質!?あなたの知ってる医学や健康の常識、間違っているかもしれません。
目次
序章 「医学」は「科学」にあらず―医者に見棄てられた白内障を分子栄養学で完治(九五歳にして五〇代の筋肉レベル;失明を宣告されたが、分子栄養学で克服 ほか)
第1章 「医学常識」はウソだらけ―だから薬は効かず、病気は治らない(この「医学常識」は命取り;薬で病気は治らない ほか)
第2章 分子生物学こそ、本当の医学―二十世紀最大の科学的成果がもたらした福音とは(分子生物学・三石理論の卓効;ガンの真因も「活性酸素」にあり ほか)
第3章 「健康常識」もウソだらけ―「木を見て森を見ない健康法」の蔓延こそ大問題(あなたの健康常識は危険がいっぱい;「スポーツで体が若返る」のウソ)
第4章 医学で病気は予防できない―分子栄養学による「健康自主管理」こそ急務(今の医学には病気を予防する力はない;人間ドックが信用できない理由 ほか)
著者等紹介
三石巌[ミツイシイワオ]
1901年、東京生まれ。東京帝国大学理学部物理学科卒。同大学院修了後、多くの大学で教鞭をとる。還暦を機に医学にも造詣を深め、分子生物学に基づいた「分子栄養学」を創設。健康とは細胞レベルからの自主管理にあると説いた「三石理論」の成果は高く評価されている。著書は300冊以上。1997年1月、95歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
27
三石先生が提唱する理論は「良質なたんぱく質」「メガビタミン主義」「スカベンジャー」というものを念頭にした「栄養学」にも通じる部分でのお話。ようは「たんぱく質」をしっかりとり、「ビタミン」も摂取すれば「スカベンジャー(例としてはプロポリスとかもそれに入る)」が働いて身体は良い方向へ向かうという考えである。個体差があるのに一律に「これを取りましょう」というのはおかしいでしょうと問題提起もしており、西洋医学が画一化しようとしているのにちょっと待ちなさいと訴えているわけですね。なかなかに興味をそそられる面白い本!2016/02/19
本詠み人
25
返却日が迫っていたため、ざっと興味のある項目だけ拾い読み。最近読んだ「チャイナスタディ」(←こちらはとても分厚い本なので、やはり拾い読み💦)と内容がかぶってるんだけど、良しあしが真逆だったりして、ほんと、健康情報って何が正解なのか、読めば読むほど分かんなくなる(丁寧に読め!ですね😅)ただ、医原病とか高血圧と塩分摂取の関係など興味深い内容だった。2024/12/07
ATS
23
★★★三石巌は95歳で亡くなったが、その業績は瞠目するものがある。提唱した三石理論は精神疾患などをはじめ有効性が確認されている(論文などになっているかは不明)。高タンパク、メガビタミン、スカベンジャーが大きな柱である。『大切なのは、一方的にいい悪いを決めることではなく、広く情報を仕入れたうえで柔軟に対応することである。権威筋から出た学説だからといって、疑問を持たずに信じ込んでいたのでは、主体的に健康を自主管理することはできないことになる。繰り返すが、医学という学問は科学ではないのだから』(P182)2017/01/31
kiisuke
15
実はそれほど興味があるわけではなかったのですが、読み始めたらだんだん面白くなっていつの間にか読了。自分も含め多くの人が健康のため良かれと思ってしていることが実は無駄な努力や無駄な散財だったのかも…。これまでの医療に対する見方が少し変わりましたし、この本が書かれた約10年前よりも今現在の方がこのような考え方が受け入れられてきているようにも感じます。著者ご自身も95歳まで元気に趣味に仕事に食事にと大いに人生を謳歌されていたようで説得力のある内容でした。2014/09/14
14
とにかくタンパク質とビタミンを摂れってことでした。2016/12/02
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