1 ～ 1件／全1件
- 評価
-
ヒロの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
20
あの世を科学的に解明しようと試みる。2016/05/06
Uncle.Tom
15
かなり怪しげな雰囲気だというのはさておき、やっぱり天外さんの著作は面白いですね。ただ、科学と銘打っている以上、論の展開に結論を急ぎすぎてる点は気になります。物理学・心理学・宗教と様々なアプローチから「あの世」に迫っていますが、結論ありきなところが感じられます。しかし、それを差し引いてもなかなか興味深い内容です。科学があの世の問題に近づいてきているのは、ニュートン物理学の領域を超えていこうとしてるということですよね。つまり、科学の枠組みが広げられようとしているということですね。今後の科学の進展に期待です！2019/10/14
rokubrain
6
スケールが天文学的に大きくなったり、逆に小さくなったりすると地球上での現象と違ったものが表れてくる。ニュートン力学が地球上での説明までで、その後、宇宙レベルでは相対性理論、極小のレベルでは量子力学、超ひも理論を必要としたように。科学は徐々に「真相」を明らかにしてきた。それが実は結果的に仏教や東洋哲学の教えと極めて近い不思議さ。また、フロイト、ユングが研究した「無意識」領域との符合性。それらを体系的に組み立てていくと「あの世」の正体が見えてくる。「この世」の通説的な表現だが。。2018/11/17
グーテンベルク
5
科学と宗教が対立していた歴史を紐解きながら、最新科学によって解明されつつある宇宙や物質の「理論」が、「東洋哲学」「仏教」「あの世」といったスピリチュアルな世界が提唱する「真理」と一致していると主張している本。現在の宇宙は投影されたホログラムであるという「宇宙ホログラム説」を基に、「あの世」の存在を肯定し、有名な「二重スリット実験」を基に一神教と多神教の争いが無意味であるとし、超ひも理論の「プランク・スケール」は計測不可能であるので、その中に「あの世」があり、人間の意志や魂が格納されていると本書は論じている2016/07/17
いと
4
私の好奇心をしっかり満たしてくれた一冊です。またここから新たな好奇心が山積みになってしまいました。「ホログラフィー」とか、「プランク・スケール以下の寸法」とか、説明がわかりやすく、とても楽しく読めました。意外にも何を読んでもわかったようなわからんような～～だった「般若心経」のことがフムフムレベルでふに落ちた。著者はソニーであのロボットのAIBO 開発しちゃった方だったのですね。2015/08/01
