祥伝社黄金文庫
宮大工千年の「手と技」 - 語りつぎたい、木を生かす日本人の知恵

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396313692
  • NDC分類 521.81
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

3
木の家がおもしろいと思って関連する本を読んでいたら。日本の木の文化に触れ、さらに建築手法まで入り込み、宮大工の本を手にとるようになっていた。技術のレベルの変遷に関わる考察はおもしろいと思った。2015/07/11

nori

2
宮大工(ひいては大工)という仕事がどんなものなのか、著者が仕事を通じて何を感じ取ったか、を書かれている。昔の日本人は合理的に建築をしていたんだなぁ、とか、目の錯覚や合理的な設計をしていたんだなぁ、とか。読んでいて飽きない一冊だった。2023/09/17

pochi_kuma

0
寺社を巡る時にはやはり基礎知識が必要です。そのために読み易そうなモノから入りました。もう少し専門的でも良かったかも。2016/12/16

rbyawa

0
e259、日本の木材建築は鎌倉から室町に掛けて最高峰になって、それ以降はどうも下降線を辿り、今となるとよくわからないことが多いってのは多少なりと聞いていたんですが、そもそもが神社仏閣の「軒反り」からして意図がわからないのは知らなかった…。どうも木材建築の復権からの宮大工関係の再度の注目って気もしないでもないんですが、他の大工さんもう残ってないしなぁ。宮大工自体は地味なもんだよね、と繰り返し言われるのには納得、腕がよければよいほど痕跡が見えなくなるって言われる系統の仕事の一つだよね。器用だと向かない、かぁ。2014/09/16

makkachinn

0
宮大工の技法は飛鳥時代に日本に伝来し、平安鎌倉に隆盛を極めた。そこから後は宮大工も専業化され、装飾を飾り付けるなどして大工というより工芸品のようになったという。この本を読み、観光案内でふと寺社建築について説明を受けたことを思い出した。 伝統は危機に瀕していると物憂げに語っているが、これからのAI時代に機械でも再現できない宮大工の仕事は間違いなく評価されると思う。2019/11/11

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