祥伝社黄金文庫<br> 堂々たる日本人―知られざる岩倉使節団

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祥伝社黄金文庫
堂々たる日本人―知られざる岩倉使節団

  • 泉 三郎【著】
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  • 祥伝社(2004/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396313500
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0121

内容説明

明治4年、岩倉具視を団長とする遣米欧使節団が横浜を出港した。近代国家の青写真を描くため、大久保利通、伊藤博文らも参加したが、1年10ヶ月もの壮大な旅となった。欧米人が驚嘆した、彼らの“堂々たる”態度とは。

目次

プロローグ なぜ、いま岩倉使節団なのか
第1章 史上空前の大使節団―誰が何のために、この壮挙を企てたのか
第2章 世界一周の文明視察、六三二日―彼らはどこを歩き、何を見たか
第3章 「この国のかたち」を探り求めて―彼らは、何をどう観察し、どう考えたか
第4章 ああ、堂々たる日本人―彼らは外国人の目にどのように映ったか
第5章 使節団の留守中に何が起こっていたのか―若手官僚の大活躍と、征韓論の沸騰
第6章 明治日本の針路、ここに定まれり―使節団は「明治という国家」に、何をもたらしたか
第7章 何が彼らを颯爽とさせたのか―いままた問われるべき「リーダーの条件」
エピローグ 岩倉使節団から学ぶべきもの

著者等紹介

泉三郎[イズミサブロウ]
昭和10年、東京出身。一橋大学経済学部卒。岩倉使節団の記録『米欧回覧実記』の存在を知って以来、その虜となり、事業経営の傍ら、使節団のルートを辿る旅を続ける。スライド・ビデオ映像も制作。現在『米欧回覧の会』を主宰し、国内はもとより欧米にも乞われて、映像講演を行なっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

62
結論から言えば面白い!オススメ本である。教科書知識で岩倉使節団は知ってはいたが、この一冊はその上で様々な知的好奇心を満たしてくれる。西郷につき・共和制や君主制と立憲君主制の選択につき・教育やインフラにつき・中国の使節団につき等々。なお、一点だけ挙げれば、共和制思考だったことは知らなかった。欧米も40年で成し遂げた近代国家への発展。それを見届けた652日間であり、我が国も明治5年から40年後に治外法権・関税自主権の取り戻しを成し遂げ、近代国家の仲間入りを果たしたのは奇しくも偶然なのか?この時代の機運なのか?2018/12/24

BluePlanet

7
★4.7 1996年11月10日発行。明治4年11月から6年9月にかけ、632日間で世界一周をした岩倉使節団。明治維新後の混沌とした時期に、米国、欧州(英・仏・独・露・伊)を歴訪、各国で歓待を受けていたとは。その間、各国の政治、憲法、民衆の生活、産業革命を学びかつ間近に見ることでその後の日本に活かした使節団。岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文ら約50名。各国を堂々と渡り歩いた日本人。彼らがいたからこそ今の日本が存在しているのは間違いない事実。なのにあまり知られていない秘密があったとは。再読したい本。2015/04/18

廊下とんび

7
このテの本、ちょっと着いていけないような右寄り本も多いのだけどこの本は真面目かつ、誠実なな本だと思う。学校で教えられるのは初めて出会う西洋文明に驚きあせる日本人像だけど、日本人トップたちは実は長く培われた東洋、日本的土台に立って案外冷静な眼で西洋を観ていた、その点がひじょうに新鮮に感じた。2015/03/13

風見じじい

5
明治維新を推進したトップがそろって長期の海外視察に出て、新しい国の形を考えるという思い切った行動に興味が引かれました。一行が帰国してみると政治的な立場はなくなっており、それをひっくり返して、欧米での見聞を生かして新しい時代を創ったことになる。豊かな欧米の様子にも打ちひしがれなかったのは、産業革命からわずか40年で急速に豊かになったという事実を知ったこと、欧米は町人国家であるとの認識、清貧を貴ぶ武士道精神があり、精神的には日本の方が勝っていると感じたことによる。明治維新という武士社会という階級社会を壊しても2014/07/24

結城あすか

4
岩倉遣欧使節団というと教科書には載ってるのだけど、その割に何をやったのか歴史的な意義が理解されていない代表的なものだにょ。一行は欧米の文明を過大評価も過小評価もせずに、日本の現実と見比べて的確に近代文明を見てとったにょ。機械文明を誇るイギリスも、産業革命の敷衍する4、50年前までは貧しい社会であったことを知り、日本にとって現実的に追いつける距離だと見極めたところが凄いにょ。2005/01/27

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