内容説明
たぶん、歴史を専門とする人や、予備校講師になにかすごくプライド感じてるヒトには出せないだろうっていう野心作。著者は基本的には、経済史が政治史を規定していくものだって考えていますが、それでも人間が歴史をつくる以上、やっぱしどんな場面でも「愛と欲望」からは離れられないわけです。それが、国家とか大きな単位になったとしても。だから、これがいいじゃん!って。ただ、どんなにアホでも予備校講師。そこで受験生用に、受験ワードはゴチックとしています。読んでもらえばわかりますが、もとが授業ネタですから、実は、ちゃんと『受験参考書』にもなるシカケをうってあるんですよー。
目次
第1章 愛と欲望の日本史(三代将軍・家光はコスプレがお好き;富士山とウタマロ・ペ○スの相関関係 ほか)
第2章 ゼニ・カネの日本史(『日本書紀』に書かれたワイロ第一号;富本銭と和同開珎て、使えたの? ほか)
第3章 “あの人は今”の日本史(見え透いたウソの報告をした小野妹子;三悪人の一人道鏡さんの意外な純情 ほか)
第4章 海が生んだ日本史(縄文時代人はカイジンである;弥生時代こそ大航海時代! ほか)