内容説明
“新宿二丁目”の病院で貿易商が射殺された。容疑者は、密室状況の病室から出てくるところを目撃された同業者の未亡人。彼女には奔放淫乱な言動で“新宿署”を手玉に取る二重存在がいた。さらに、捜査の切り札である人形娘の眼前には、“ガス人間”や“流体人間”など、事件を迷宮入りにしかねない容疑者が続き…。(「ジョニーの密室」より)―“魔界都市”ならではの、論理を超えた難事件に“高田馬場「魔法街」”の愛くるしい美少女“人形娘”が挑戦。おなじみ“新宿”一の人捜し屋秋せつらを超える名探偵が、ここに誕生。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、82年『魔界都市“新宿”』でデビュー。85年、斯界を震撼させた『魔界行』(祥伝社刊)三部作が大ヒットし、人気作家の地位を不動のものとする。著作は300冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keik29
4
人形娘。2022/05/17
ma-no
2
あとがきで「人形娘好きはロリコン」と断言する先生が素晴らしい。2007/09/01
kizz
2
人形娘はいいキャラだなぁと思います。人形というフェティッシュさがもうチョット欲しいかな~ともうコトはあるけど、コレはこれで面白いです。せつらより好きになりそうw2008/11/11
hiro6636
1
人形娘のかわいさを堪能したい時に読む本。2013/11/09
マキノ
1
友人から勧められて久しぶりに菊池さんの本を読んだ。せつらもメフィストもまだ健在で嬉しかった。人形娘って魔王伝に出てたんですかね。気付かなかった。人形娘とせつらのやりとりがもっと読んでみたいなっと(笑)2012/12/20