祥伝社新書<br> 21世紀の独裁

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祥伝社新書
21世紀の独裁

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396117153
  • NDC分類 319
  • Cコード C0231

出版社内容情報

「独裁」の再来
2025年1月にアメリカ大統領に就任したトランプは関税引き上げ、カナダ合併などの提案・政策をぶち上げている。佐藤優元外務省主任分析官はそのふるまいを「皇帝」に準え、舛添要一元東京都知事は「ヒトラーやスターリンの手法と同じ」と言う。ロシアはプーチン大統領が、中国は習近平国家主席がそれぞれ独裁色を強め、ヨーロッパでは反移民を掲げる右派勢力が躍進している。20世紀は「独裁者の時代」と呼ばれ、人種主義はホロコーストなどの悲劇をもたらした。それらは二度の世界大戦を経て、過去の遺物となったはずだった。それがなぜ近年よみがえってきたのか。時代の転換期を迎え、日本はどうすべきか。碩学2人が警鐘を鳴らす。


【目次】

はじめに――時代の転換期に、正確な情報と分析を供する(佐藤 優)
第一章 SNSが政治を変えた
第二章 充満する国民の不満
第三章 ニヒリズムの革命
第四章 二一世紀の排外主義・反移民
第五章 独裁国家に囲まれた日本
おわりに――過ちを繰り返さないために(舛添要一)

内容説明

二〇二五年一月にアメリカ大統領に就任したトランプは関税引き上げ、カナダ合併などの提案・政策をぶち上げている。佐藤優元外務省主任分析官はそのふるまいを「皇帝」に準え、舛添要一元東京都知事は「ヒトラーやスターリンの手法と同じ」と言う。ロシアはプーチン大統領が、中国は習近平国家主席がそれぞれ独裁色を強め、ヨーロッパでは反移民を掲げる右派勢力が躍進している。二〇世紀は「独裁者の時代」と呼ばれ、人種主義はホロコーストなどの悲劇をもたらした。それらは二度の世界大戦を経て、過去の遺物となったはずだった。それがなぜ近年よみがえってきたのか。時代の転換期を迎え、日本はどうすべきか。碩学二人が警鐘を鳴らす。

目次

第一章 SNSが政治を変えた(中国トップとの対談;監視社会の幸福な国民 ほか)
第二章 充満する国民の不満(三点セットで勝利したトランプ;“トランプ版聖書”の注目点 ほか)
第三章 ニヒリズムの革命(ニヒリズムとは何か;知っておきたい人物、ソレルとダンヌンツィオ ほか)
第四章 二一世紀の排外主義・反移民(排外・反移民感情;テロの根底にある反ユダヤ主義 ほか)
第五章 独裁国家に囲まれた日本(日本が手を組むべき国;中国の脅威にどう対処するか ほか)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館書記官、国際情報局主任分析官などを経て作家活動に入る。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)など

舛添要一[マスゾエヨウイチ]
国際政治学者、元東京都知事。1948年生まれ、東京大学法学部政治学科卒業後、同大学法学部助手。パリ、ジュネーブ、ミュンヘンで外交史を研究。東京大学教養学部助教授を経て政界へ。厚生労働大臣、東京都知事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

100
第一次大戦後、なぜヒトラー、スターリンなどの独裁者が生まれたかと問う。その背景には、社会のニヒリズムと独裁者のシニシズムがあり、不寛容と排外主義が拡大したのだと。それは、SNSによってニヒリズムが新自由主義と結びつく現代に通底し、皇帝として振舞うトランプ大統領の誕生に繋がる。舛添先生は、三権分立を徹底すると究極的には大統領が王になるとして「モンテスキューを疑え」と主張し、「民主主義は、民意を創作し操作することで全体主義になり得る」と言う。独裁者個人の問題ではなく、民主主義の根源的な機能不全が原因なのか…。2025/09/06

breguet4194q

93
2人の慧眼に脱帽。現状の世界を的確に分析している事に驚く。トランプも石場もキリスト教徒と言うことから、教義に触れることが多く、佐藤氏の専門的知識のお陰で、背景の深さを思いしる事ができます。また、令和7年夏の参院選前の対談ですが、予想が見事的中しているから恐れ入る。ニヒリズムが蔓延する日本を憂慮し、国家の存亡を真剣に考えなければならない岐路に立っているにも関わらず、多くの日本人が認識したがらない浅はかさに警鐘を鳴らしています。自分が置かれている状況と、日本の将来をしっかり考える必要があると思いました。2025/09/15

やす

13
なんかそそるお二人だったので購読。中国の監視社会で人民は幸せに便利に暮らしているようだ。まあ監視カメラが多いので犯罪者はすぐに捕まって割に合わないらしい。一方で衝動的な犯罪はあるもよう。不動産バブル崩壊も金融からの出費は7%とそれがチャラになっても倒産するなどはないもよう。2049年には世界一のGDPになるらしい。台湾有事も日本が騒いでいるだけで中国が世界一になれば台湾から寄ってくるってのが狙いだろうという。そうかもしれんね。あとは福音派の話など。ニヒリズムは何言ってるかわからなかった。2025/07/23

松村 訓明(まつむら のりあき)

9
元外交官の佐藤優氏と元東京都知事や元厚生労働大臣の舛添要一氏の対談集です。 この本では舛添要一氏のセリフに興味を覚えました。都庁職員は霞が関の役人よりも高給をもらっており、勤務時間も短く、都議会で舛添氏が自分の言葉で説明したところ、役人から「どうして台本通りに読まないのですか、そのため5時に終わらなかったじゃありませんか。勝手な答弁はしないでください」と言われたようです。(60P)(続く)2025/09/15

元よしだ

7
読了~~ 以下引用 トランプ版聖書『Holy bible God bless the USA』←旧約聖書、新約聖書、独立宣言、憲法修正条項。聖書本文、福音派の聖書はリビングバイブルなど現代英語。トランプ版は1611年の欽定訳がもとになってるため400年以上前の古い英語。←オレが忠誠を誓う聖書はバイデンのとは違うぞ。アメリカ建国の原理はオレの聖書にある2025/07/28

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