内容説明
当局がその威信にかけて徹底捜査したにもかかわらず、真犯人があがることなく時効となってお蔵入りした事件の数々。犯人の動機は。犯行の目的は。そして手口は…。推理小説より面白い、名探偵も真っ青の謎に満ちた現代のミステリー。
目次
一〇時三〇分で止まった時計―二等寝台車殺人事件
地下鉄まで狙った爆弾魔―草加次郎事件
火のついた軽飛行機―遊覧セスナ機アベック死亡事件
白昼の一瞬の悪夢―銀座・金塊強奪事件
シティホテルの死角―女性歯科医殺人事件
国鉄総裁、空白の五時間―下山事件
犯人は芸術家肌だったのか―ニセ千円札「チ‐37号」事件
航路と機体旋回の謎―ばんだい号墜落事件
沈着冷静な毒殺犯―農家九人殺害事件と帝銀事件
航空機爆発は暗殺だった?―警視監ロッキード機事故死事件
残された衣服の謎―日本人駐在員バラバラ殺人事件
菓子店を訪れた謎の男―三億円強奪事件
宴席にかかった一本の電話―敏腕検事怪死事件
タバコ屋の看板娘の表と裏―メアリー・ロジャース怪死事件
記憶喪失は事実だったのか―女性推理作家失踪事件〔ほか〕
感想・レビュー
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