内容説明
AVの帝王・村西とおる。1988年にダイヤモンド映像を設立すると、またたく間に年商100億円を突破。有名女優に囲まれ、クルーザーを保有した最盛期から一転、投資に失敗し、負債総額50億円で倒産した。その後、命すら危うい過酷な取り立て、医師に「1週間以内に死にます」と宣告された病を経て、借金完済。そんな酸いも甘いも、天国も地獄も味わってきた男だからこそ、わかったことがある。いわく「どんな逆境にあっても決してあきらめてはいけない」「人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる」。波瀾万丈、紆余曲折の人生で会得した言葉の数々。読了後には生きる勇気が湧いてくる。
目次
第1章 逆境の向こうにナイスな季節がやってくる(希望がバックリお口を開けて待っている;白米をはじめて食べたのは小学1年生のときでした)
第2章 海が割れるってことがあるんだよ(一歩外に出たら、手ぶらで帰るわけにはいかない;天職という職業は存在しない)
第3章 死のうと思ったことは1000回くらいあります(3000万円持って買い物に行ったら、支払いが6000万円だった;借金50億円、前科7犯…それでも私は生きている)
第4章 人間だもの、大変だね(辛酸を舐め続けた8年間の日々;「よくぞ僕のところに来てくれました」と彼は言った)
第5章 生きてるって素晴らしーい!(1週間以内に100パーセント死にます;真の豊かさは、人間関係の中にしかない)
著者等紹介
村西とおる[ムラニシトオル]
職業・AV監督。1948年、福島県生まれ。福島県立勿来工業高校卒業後に上京、バー「どん底」勤務。1970年、グロリア・インターナショナル日本支社に転職し、英語の百科事典『エンサイクロペディア』のトップセールスマンとなる。1980年、ビニール本・裏本の制作販売に転じ、北大神田書店グループ会長に就任するが、猥褻図画販売目的所持で逮捕、全財産を失う。AV業界に進出して、1988年にダイヤモンド映像を設立、最盛期の年商は100億円。1992年、衛星放送の投資に失敗、負債総額50億円で倒産する。蕎麦店経営、アダルトグッズ販売などを経て借金を完済.2019年、自身がモデルとなったネットフリックスのドラマ「全裸監督」が世界的大ヒット(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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