内容説明
原動力は何か。トミー・ジョン手術の経過は。来季、投手に復帰するためには何が必要か。また、グラウンド外での日常はどうなっているのか―。自身もエンゼルスに在籍、日本人投手で最多登板試合数を誇り、メジャーを知りつくす著者が、大谷の実像と可能性を解剖する。さらに、長距離移動や食事、年俸、年金制度などメジャーリーグの秘話や、イチロー、黒田博樹、野茂英雄ら“侍”たちとの交流、日米野球文化比較など、著者でしか書き得ない情報が満載。
目次
第1章 大谷翔平のメジャー500日(大谷翔平が選んだエンゼルスという土壌;入団までの経緯を検証する ほか)
第2章 侍メジャーリーガー列伝(野茂英雄―日本人最多の123勝を挙げたパイオニア;日本人投手対決が実現した日 ほか)
第3章 知られざるメジャーの日常(「気をつけろ」を英語で何と言うか;『スポンジ・ボブ』が入り口で最後はCNN ほか)
第4章 日米の野球教育を比較する(大谷クラスを育てたいなら、甲子園は目指すな;自身の甲子園体験から ほか)
第5章 メジャーリーガーの育て方(一人の高額な日本人より、4人の“お買い得”なドミニカン;田中将大―ヤンキースの真のエースへ ほか)
著者等紹介
長谷川滋利[ハセガワシゲトシ]
1968年、兵庫県生まれ。東洋大姫路高、立命館大を経て1990年にドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に入団。96年まで日本で57勝を挙げる。97年にアナハイム・エンゼルスと契約し、3人目の日本人メジャーリーガーに。2002年シーズンにはシアトル・マリナーズに移籍。翌03年、連続29イニングを無失点に抑えて球団記録を更新。オールスターゲーム出場も果たした。日本人最多(19年現在)のメジャー通算517試合に登板し、45勝33セーブをマーク。2006年1月、現役引退を表明。現在はオリックスのシニアアドバイザーを務めるかたわら、日米でゴルファーとしても活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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