祥伝社新書<br> 日本史から見た日本人・昭和編―「立憲君主国」の崩壊と繁栄の謎

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日本史から見た日本人・昭和編―「立憲君主国」の崩壊と繁栄の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 543p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396115814
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0221

内容説明

なぜ、昭和の日本人は明治・大正に比べ、外交下手になったのか。そして、被統治能力を失ったのか。著者いわく、その“変調”は昭和五年に始まったという。そして、軍部の暴走による「昭和の悲劇」が、明治憲法の二つの欠陥にあることを突き止める。そもそも明治憲法は、「首相」「総理大臣」「内閣」という言葉が一度も出てこない「奇妙な」憲法だった。日本が戦争に突入していった経緯を、歴史的事実を積み上げて丁寧に読み解いた名著。憲法改正論議が進む今、復刊!

目次

1章 総理なき国家・大日本帝国の悲劇―「昭和の悲劇」統帥権問題は、なぜ、起きたか(明治憲法に隠された致命的欠陥;なぜ、議会制民主主義は崩壊したか;軍部が無能者集団と堕した真相)
2章 世界史から見た「大東亜戦争」―三つの外的条件が、日本の暴走を決定づけた(反米感情の“引き金”は何か;保護貿易主義と世界大戦との相関;排日運動の激化と大陸への出兵;満州国建国の真実;第二次世界大戦―常識のウソ)
3章 国際政治を激変させた戦後の歩み―なぜ、わずか四〇年で勝者と敗者の立場は逆転したのか(敗者の悲劇―「東京裁判」と「南京大虐殺」;「日本型」議会政治の奇蹟)

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授、英語学者、文明批評家。1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オックスフォード大学に留学。ミュンスター大学より哲学博士号(Dr.Phil.)、名誉哲学博士号(Dr.Phil.h.c.)を授与される。著書多数。日本エッセイスト・クラブ賞、正論大賞受賞。瑞宝中綬章受章。2017年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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templecity

10
渡部昇一が生前にまとめた昭和史。明治憲法が統帥権が内閣下にないのが欠陥と言われるが、憲法成立直後は軍部が政府の制御下に置かれないなど想定されていなかった。後に軍拡の必要性を感じた軍部が陸軍大事は制服組でなくても良いという制限を外して自らの利権を守れるようにした。第一次大戦後、一時は軍部を抑えつけることはできたが二二六事件以降は 内閣は軍部の制御が出来ず、議会民主制度は事実上終焉した。確かに周辺諸国が軍拡をする中、軍隊を強くするという思いに抗しきれなかったものと思われる。(続きあり)2019/10/09

norio sasada

0
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/32387ad12856eec58dd2df8a5d01c381 https://note.com/norio0923/n/n483e2eb54a252008/05/18

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