祥伝社新書<br> 寺社が語る秦氏の正体

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祥伝社新書
寺社が語る秦氏の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 268p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396115531
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

寺社が語る 秦氏の正体

関裕二[セキユウジ]
著・文・その他

内容説明

渡来氏族・秦氏は、大陸の技術をもたらして栄えると、日本の宗教文化の形成に大きな足跡を残した。神社でいちばん数が多いとされるお稲荷さん、次に多い八幡社は、いずれも秦氏と関係が深い。ところが秦氏の経歴は、謎の多い古代氏族の中でも、とくにわかっていない。聖徳太子に寵愛されたという秦河勝は、のちに播磨国坂越まで逃げ、現地で亡くなったと伝わる。彼はなぜ本拠地の京都に戻らなかったのか。また秦氏の末裔でもある世阿弥は、『風姿課伝』に「秦河勝は鬼」と書いている。これは何を意味するのか。本書は、隆盛をきわめたはずの秦氏が正史から消された理由を大胆に推理、日本古代史最大の暗部に迫る。

目次

第1章 日本はお稲荷さんと八幡神社だらけという不思議(神社に集う男と女;京都の神社は渡来系ばかり? ほか)
第2章 太秦広隆寺と祟る秦氏の謎(聖徳太子と秦氏を結ぶ京都最古の寺;広隆寺にユダヤの痕跡が隠されている? ほか)
第3章 日本文化の基層をつくった渡来氏族=秦氏(没落する秦氏;「幡」と「秦」 ほか)
第4章 秦河勝の聖者殺し(蘇我入鹿も祟っていた;『日本書紀』に書かれた壮大な絵空事 ほか)
第5章 権力を捨てた秦氏が日本に残したもの(荒ぶる仏法の守護神となった秦河勝;新羅から来た神 ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県生まれ。歴史作家。日本古代史を中心にユニークな視点から執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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イシカミハサミ

5
これまでの関さんの古代史解釈でも わき役として登場はしていた秦河勝(ただし役割は重大) をはじめとする渡来人であり大豪族、秦氏を解き明かす。 学校の授業でも習った「藤原種継暗殺」が こういう背景を持っていたとは思わなかった。 授業での歴史は男性側の論理しか追わないから、 特に日本の歴史の理解には何の役にも立たないことを改めて実感。 正体についてはこれまでの著書を読んでいれば想像通り。 八幡さんや稲荷さんがこれほど膾炙しているのは、やっぱり日本人の気質だろうな。2019/01/19

seichan

2
日本に多々ある八幡信仰や稲荷信仰と、渡来人の秦氏との関係は?をイントロに、古代史の謎にせまる……というような話だったが、そもそもこちらは前提となる古代史や豪族の分布とかにうといので、著者の唱える説がただしいんだか判断がつかない。新羅派の秦河勝は、百済派の藤原氏系が主流となった朝廷から追われたという朝鮮半島の遺恨代理戦争話? 八幡信仰や稲荷信仰との関係もいまひとつわからなかった。基本的な資料を読んでから当たったほうが良さそうな、独自解釈が満載っぽい本だった。2021/09/06

ロータス

2
神道について学んでいくと避けて通れないのが秦氏なのだが、この本の解釈はかなり強烈だった。今までの常識や解釈を覆し、『日本書紀』に物申し、独自の結論に至る過程は、眉唾な論拠も多いがグルービーで面白い。神道、特に八幡信仰と稲荷信仰は元々の日本人ではなく漢民族や韓国人、渡来人によって確立されたという論は他でも読んだことがあるし、それはそういうことなのだろう。2021/08/31

1
聖徳太子の側近とされる秦河勝が、播磨へ逃れて祟り神になったのは何故か? 秦氏が賎民に零落したのは何故だったのか? 陰謀論と怨霊史観で読み解く古代史であります。秦氏の謎といったら「景教徒」「ユダヤ人」説が有名ですが、著者は「ユダヤや景教、ダビデに目を奪われるあまり、われわれは、広隆寺の本当の謎を見過ごしてきたのではあるまいか」とバッサリ。ここだけを読んだら、まともなことをいっているように思えるんですがねえ……。あくまで著者の想像にもとづく古代史解釈でして、学術的な考証とはいいがたいので御注意を。星2つ。2020/10/14

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